羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10

(内容)

冬休み。のんびりとした年の瀬、そして年明け。合格祈願の初詣や買い物など、予定外の外出が重なる八幡が新年の街で出会ったのは、雪ノ下陽乃葉山隼人、そして…。共に過ごしてきた時間で、お互いのことを少しは知ったように思えた。でも知らないことの方がたくさんあるのだろう。今も、そしてこれからも―。二年生という学年ももうあとわずか。今を大切にしたいと思えば思うほど臆病になって、考えているのに答えは見つからないし、走っているのにゴールが見えない。彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。


(感想)

年が明け、3学期、葉山と雪乃が付き合っているという噂が流れたり、葉山が文系理系選択を周りの人に教えないなどが起こる。

奉仕部は、葉山の真意に迫ろうとするが中々、隙を見せない。

優等生で誰からも期待される葉山は誰かに本意を当てて欲しかったっていうのは良かった。また、それを話すのが八幡っていうのがね。葉山と八幡は対象的だからこそ意識し合うんだろう。


陽乃さんはそろそろ引っ掻き回すのやめてもらいたいが、物語を動かすのに必要なのか… 


奉仕部3人のゆっくりと関係を進めるのは良い雰囲気だ。