- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/10/06
- メディア: 文庫
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(内容)
廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「安楽死」をすること。決を取り、全員一致で、それは実行されるはずだった。だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。彼は何者で、なぜここにいるのか?「実行」を阻む問題に、十二人は議論を重ねていく。互いの思いの交錯する中で出された結論とは。
(感想)
映画観てから原作を読みました。
映画の方が登場人物の把握やトリックなどが分かりやすい。小説だと流石に12人全員を動かすのが難儀だ。逆に小説だと登場人物の心情を密に分かるという良いところがある。
原作、映画と互いに補い合っていて、良いメディアミックスだったと思う。
映画、原作どちらからでも入って大丈夫かと。
色々考えさせられる作品で、気になる人は読んでみてください。