羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13

(内容)

暦は雪解けの季節を迎えるが、新しい希望の芽吹きはまだ遠く感じられる3月。それぞれの想いを言葉にし、行動しようとする雪乃、結衣、八幡。そして、それは今のままの関係でいることを終わらせることでもあって―。雪ノ下雪乃は、最後まで見届けて欲しいと願った。由比ヶ浜結衣は、このままずっと一緒にいられたらと祈った。美しい夕日に時が止まればと願っても、落日を迎えなければ新しい日はやってこない。前に進むために諦めること、終止符を打つこと。悩む間もなく、巻き戻すことも出来ず、エンドロールは流れ始める…。

(感想)

最終章に突入。


遂に奉仕部3人が前に進み始める。だが、心はモヤモヤしたままで、どこにたどり着くのやら。


平塚先生、いろはす、葉山、海老名、それぞれが内に秘めているのを見せつけられて、これは本当に終わりに向かってるんだなと実感します。


雪乃とは違う対立した形で八幡は助けようとするが、それって以前と変わらないのでは?八幡と雪乃の素直に吐き出せない拗れた感情がどこへ向かうのか気になります。

結衣はあいだ間に挟まれる本音が辛すぎて読んでると報われてほしいしか思えない。幸せになってくれ…


八幡、雪乃、結衣、なんでこんなに拗れちゃうんだ。

タイトルの通り、まちがったラブコメになるのか、最終巻をしかと見届けよう。