- 作者: 河野裕,越島はぐ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/05/28
- メディア: 文庫
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階段島シリーズ第2巻。
階段島シリーズの中で一番印象深いといっても良いお話。クリスマスが近づく中、階段島に問題が発生し、主要人物たちが様々な想いが交差しあう流れが好きです。最終的に一本の線になっていて、ただただ驚きます。1回目読んだ時から時間が経って、再読したら佐々岡や水谷の語りが素直に頭に入ってきました。
佐々岡のヒーローへの想いや水谷の心情がよく伝わってきて、胸を打たれました。思春期を過ぎたら捨ててしまう感情を大切にもってたらなと思う。難しいかな。
そして、真辺のちょっとした成長が微笑ましいし、可愛いと迂闊にも思いました。
七草は罪な男だなと思いました。
さて、魔女の正体が明らかになって、これからどうなるかな〜