2019-03-01 七つの会議 キャラ・ライト文芸 集英社文庫 先月映画を見て、しばらく経ってから読みました。内容を知っているとはいえ、映画の尺に収めるために省略された登場人物の心情を深く知ることが出来て良かったです。小説は短編構成なので、物語としては映画の方が良かったかと思いますが、それでもぐいぐいと引っ張られる面白さがありました。中でも、浜本さんの仕事に対する意識や考え方は社会人には響きます。みんながそう考えたらいいんだなと理想な姿でした。犯罪小説として、かなり厚みのある物語で唸りました。