羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

変態王子と笑わない猫。13

変態王子と笑わない猫。13 (MF文庫J)

(内容)

頭の中身が煩悩まみれな高校生・横寺陽人は、NTT作戦という名の後輩をくすぐる秘密プロジェクトを遂行していた。大人のオンナの筒隠月子は、ちょっぴりえっちな同人小説をホームページにアップし、見えないアンチと格闘していた。誉れ高き大和撫子・筒隠つくしは『鋼鉄の王』を殺すため、ウエディングドレス着用の式を海外で挙げることになった。動物大好きな少女・小豆梓はある日、自らが小さなわんこになってしまっていることを知った。そして、それから。ピクニックに集まった仲間たちは―同じ屋根の下で楽しく暮らしていた。大人気爽やか系変態青春ラブコメ最終第13弾。あの日の彼らは、今日も君と生きている。

(感想)

幸せのその先。

既に本編を終え、エピローグも終わっているが今作はさらにその後の幸せを描いていて、月子以外のヒロイン達も救済されているように思いました。

陽人は月子を選んだから、他の子はどういう心境だったのか気になったので読めて良かったです。


真面目なパートとおふざけパートの混ぜ具合が絶妙で、このシリーズらしさが全開でただただ楽しめました。


彼ら彼女らに幸よあれ。



これで終わりだと思うが、また出してくれても良いんですよ。