表紙の通りティラナが変装し、学園に潜入捜査する。
最初は軽いノリで進み。なーんだ、あんまり危ないことはなかった。そんなはずはなく…
徐々に明かされていく事件の内側、そして関係者の繋がり。読み進めていくうちに、どんどん暗い話になってきて、シビアになる。
刑事モノの鉄板である、知り合いが悪事を働いていって、最後は自分の手で下さないといけなくなる。ティラナ葛藤や慟哭が胸に重くのしかかってきました。
無念。これはやりきれない。
作者は鬼だ。
残酷な話で、アニメでは放送されなかったのが残念でしたが、これは小説で確かめてほしいです。