羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

1年の締めくくり ようこそ実力至上主義の教室へ11

ようこそ実力至上主義の教室へ11 (MF文庫J)


いよいよ、一年生の締めくくりになる試験が始まる。

ハッキリとクラス対クラスの縮図になっていて、各クラスの総合力や個性が勝負の別れ目になっている。

司令塔という形で、清隆と坂柳はぶつかり合う。生き生きとする坂柳も珍しく、清隆との勝負を楽しんでいた。なぜ、清隆を特別視するのか?なぜ、戦いたかったのか?という疑問が解けて、坂柳の本心も見れた。

おかげで彼女を好きになりました。


各クラスの勝負の結果は予想通りや予想外が巻き起こり、楽しめました。

ただ、清隆と坂柳の勝負に水を差したのは…

二年生編で清隆に月城はボコされろ。


堀北の成長、平田の復活、個々の成長、考えるとBクラスまでは射程範囲か。二年生の時にどこまでいけるか楽しみでならない。

Bクラスは一ノ瀬が覚醒しない限り、キツい立場になりそうですね。せっかく乙女になってるところについてない…


清隆は恵への誕プレもちゃっかり済ませて、ますます関係が強くなってきたのはほっとする一コマでした。

落ち込む平田に声を掛け続けるみーちゃんは可愛い。平田と付き合えれば良いんだけど、平田は清隆に落ちてるからな笑

堀北は料理をふるまったりと清隆とのフラグが立ってるけど、どうなるかな?

高円寺は地味に役に立ってたけど、どうなるのか。


もっとじっくり読みたい気もしますが、満点かな。



清隆の実力がじわじわと知る人が増え始めていて、彼の高校生活がどうなっていくのか予想がつきませんね。