羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

戦場はどこにでもある キンダーガーデン・アーミー

キンダーガーテン・アーミー (電撃文庫)


戦場で生きてきた部類の戦士があることをきっかけに幼稚園で働くことになる。

知識がないだけに子供たちに振り回されて、自分には向いてないと思いながらも踏みとどまり、自分に出来ることをやり、信頼を築いていく過程がとても良かった。揉め事もプラスに変える力がありました。

また、完全には戦士としてのあり方は抜けられず、逆にそこが良いのかも知れない。

子供たちと触れ合い、自分が戦う意味や今まで気づけなかったことを知ることが出来た。


最初から最後までドタバタして飽きないし、その上で手堅いドラマも見せてくれて、本当に面白かったです。


出来るならば続きを読みたいです。