おひとり様が様々なヒロインと関わり、視野を広げていくのが面白かった、このシリーズが終わってしまうのがとても寂しい。
主人公の姫宮は最後までおひとり様を貫いていたが、それ以外の可能性も考える、良い主人公だった。
姫宮の日常をもっと見ていたかった。
羽鳥との関係、姫宮の美咲への気持ちが描かれていて、良かったです。姫宮のおひとり道も変わらずで安心しました。
ただ、ヒロイン達と関わっていき、知らなかった景色を知り、そこを否定せずに自分の糧にしていていました。
そして、完結だからといって、変にキャラクター性を変えずに生きさせたのは凄いと思いました。結構大事なことなので。
4巻で終わりは寂しいですけど、良いシリーズでした。
好きなキャラしかいない、幸せな作品でした。