今日から公開された、今泉監督の映画「mellow」を観てきました。
田中圭さんが花屋をやっていて、そこだけでなく様々な場所で人が内に秘めているものを伝えるか、伝えないか葛藤していて、釘付けにされました。好きというのも様々な形であるんだなと。伝えてない気持ちはどこに行くんだと、気持ちは伝えてこそだと思いました。
特にドラマが起きるわけではないが、日常の延長線上を取り扱っているのが非常に良いです。
台詞が映画調ではなくて、普段の会話で回しているのがしっくりきます。
アイネクラナハトムジークで今泉監督の興味を持っていましたが、mellowを観たことで好きになりました。これからも追っていきたい監督です。
役者さん達も皆が輝いて見えました。
子供から大人まで、幅広い年層でも楽しめます。
言いたくても言えない気持ちを抱えている人には特に刺さります。
主題歌の「花になる」も作品にピッタリで心地よい時間だったと思えました。