離れ離れになっていたレッドとルーティが再会し、波乱の予感。
(あらすじ)
温暖な地域の辺境ゾルタンにも、冬の寒波がやってきた。「寒い日だからこそ来たくなるような薬でもあればいいのに」リットのそんな提案から、レッドはかつての冒険で得た知識を駆使し新商品の開発に取りかかる。やがて、ゾルタンでは珍しい雪が降り始め、夜の林で雪を眺める2人は顔を寄せ合い温め合う―「あなたの身体ってあったかいねぇ」愛しい人と温もりを分かち合う2人の日常は幸せいっぱい。一方、“勇者の加護”による衝動から解き放たれる為、ルーティは暗殺者ティセと共に辺境の地・ゾルタンへと向かうのだが!?加護により引き離された兄妹、2人の運命が交錯する第3弾!
レッドが勇者パーティーから離れていたからこそ、スローライフをすることが出来ていたので、勇者で妹のルーティと再会することでどんな変化していくのか気になります。
予想ではもっとドロドロするのかと思ったが、リットとルーティが少し張り合ったくらいで終わったのが逆に怖い雰囲気でした。
嵐の前の静けさみたいな感じで、次巻で大きく動きそうでした。
勇者の加護があるせいで勇者であることが義務付けられているルーティが可哀想ですが、レッドがどう向き合うのかが大事になってきますね。
普通でありたかったルーティが幸せなレッド達を見たら暴走しそう。
レッドとリットの関係が盤石なだけに勇者の旅にはいかないだろうし、どうなるんだろう。
また、不穏な動きもあり、戦いが避けられない空気もあるので、レッドにかかってきますね。
アレスは救いようのないので早く退場してほしい。
ティセとうげうげさんの存在は癒しでした。ルーティに寄り添ってくれるから彼女もまだ自我を保ててるんだろうな。
次巻が非常に楽しみです。