羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

生徒会探偵キリカS1

生徒会探偵キリカS1 (講談社ラノベ文庫)


新体制で再出発。

(あらすじ)

生徒数8000人超の巨大学園に君臨する生徒会で、副会長となった僕。会計を務める聖橋キリカには、もうひとつ別の顔があった。それが“生徒会探偵”―持ち込まれる学園のトラブルを持ち前のとんでもない推理力で一発解決する仕事だ。中央議会の議員選挙では議長の朱鷺子さんが正体不明の裏切り者の存在に悩まされ、押し迫るクリスマスを前にしては四クラブ合同の『第九』コンサートに妨害工作や内紛が相次ぎ、キリカも僕も新シーズン開始から東奔西走の大忙し!ハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、待望の新章開幕!


新章は軽い紹介みたいな感じで、大分平和な雰囲気でした。

孤徹さんが大分優しくなっていて、あんたもっと厳しかっただろうと思いましたが、選挙の争いで牙は引っ込んだのかな。

しかし、政治の話になると鋭さが出てきて面白い。


生徒会は相変わらずの雰囲気で、安定感がありますね。

ただ、ひかげは学園のこと知らな過ぎでは笑

副会長っぽさがない。


朱鷺子さんを悩ませる裏切り者の正体、コンサートの妨害の理由、この二つが調査内容でしたが、読み終えてみるとゆるーい真実だったかな。特に裏切り者達苦笑


次からはもう少し踏み込むだろうし、これからの展開に期待ですね。


それにしても、そろそろひかげはキリカの気持ちに気づいていい頃だと思うがなぁ。