羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2020年 14本目 映画 宇宙でいちばんあかるい屋根

少女が婆ちゃんと出会って変わっていくというストーリーとPVなどで感じられた作品全体の空気に惹かれて観にいきました。

清原果那さんが主演で、見事に主人公を演じていてスッと作品に入り込んでいけました。

少女・つばめが恋や家庭のこと、やりたいことなど悩める中学3年生がある時、星ばあに出会って関わっていくことで大きく変わっていく。

最初はつばめは戸惑っていたが、どんどん心許していくのが良い。

星ばあが繰り出す様々な名言は胸に刺さるし暖かい。「気持ちよく時間を使え」「行動してから後悔しろ」などなど、自分が学生時代に聞きたかった言葉がたくさんありました。

過ぎたことですけど、自分の幼さを振り返ってしまいます。

桃井かおりさんが演じる星ばあはエキセントリックで読めない人物でしたが、誰よりも優しかった。会いたかったなと。

つばめが壁にぶつかっていき、変わっていくつばめの姿と周りの人達の心境の変化を丁寧に表現していたので、気持ちよく浸れました。

星ばあの名言は身体に染みました。

最後のシーンはつばめの成長と思い出が詰まっていて素晴らしかったです。

この映画を観たら家の屋根を見上げてしまうこと間違いなしです。


映画 公式 https://uchu-ichi.jp/


小説読みたいと思います。


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