9月は季節の変わり目なので体調が悪い時が少しあったが、上手く乗り越えられました。
40冊も読めれば良いですね。
・新作で印象的だった作品
似鳥鶏先生の「生まれつきの花」
住野よる先生の「この気持ちもいつか忘れる」
この2作品は実力派作家の新作で、やはり読み応えや面白さがありました。
「沖晴くんの涙を殺して」はかなり胸に突き刺さる内容の感情再生物語てした。
「僕の目に映るきみと謎は」はミステリー、ホラー、青春が絡み合っていて素晴らしい余韻でした。
・新刊で印象的だった作品
「継母の連れ子が元カノだった5」
ふられたヒロインの扱いは珍しくて、生々しさがありました。
「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる15」
鋭太の夢の叶え方が泣けました。
「千歳くんはラムネ瓶のなか4」
スポ根の熱さが素晴らしい。
「さよならの言い方なんて知らない4」
心理戦の行方が気になります。
・新作で特に面白かった作品
恋愛する気がないので、隣の席の女友達と付き合うことにした。
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/05/210000
ニキ
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/11/213000
空想クラブ
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/12/210000
生まれつきの花
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/16/210000
この気持ちもいつか忘れる
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/17/210000
経験済みなキミと、経験ゼロなオレがお付き合いする話。
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/20/210000
沖晴くんの涙を殺して
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/21/211500
姉ぶる初恋相手に絶対敗けない!
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/24/210000
僕の目に映るきみと謎は
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/25/210000
・新刊で特に面白かった作品
継母の連れ子が元カノだった5
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/01/210000
君と漕ぐ3
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/02/210000
育ちざかりの教え子がやけにエモい2
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/06/210000
ひきこまり吸血鬼の悶々3
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/15/210000
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/13/210000
千歳くんはラムネ瓶のなか4
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/19/210000
さよならの言い方なんて知らない4
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/29/210000
・既刊で特に面白かった作品
きみのために青く光る
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/26/210000
さよなら僕らのスツールハウス
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/28/213000
チルドレン
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/09/30/213000
戦力外捜査官
https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/04/210000
読んだ本の数:42
読んだページ数:13704
ナイス数:1312

良い感じに軽くて刺さる。ユーモア溢れる星野源さんの人情味が感じられました。様々な分野で活躍して忙しいと思うが、星野源さんは根っからのクリエイター。何かを生み出した広めていきたいという信念があるんだろう。又吉さんとの対談は深い思考のぶつけ合いのようで面白かったです。
読了日:09月30日 著者:星野 源

世界観は良かったですが、展開の仕方に疑問を持ってしまったのは残念。1巻は主役に見せ場を持たせて欲しかった。キャラの背景は重いので、軽い空気が気になった。
読了日:09月30日 著者:斜守 モル

今回は架見崎という街そのものを揺るがす事態に発展していくため、様々な人物に焦点を当てているので少々物足りないかもしれない。しかし、香屋の存在が広がっていくことやトーマの香屋への気持ちについては抜群に良かったです。ただ、1番はなんといっても今まで影が薄かった秋穂が目立つことが出来たことだと思います。
読了日:09月29日 著者:河野 裕

下巻。厚いが、前半の冒険があったからこそ解決に繋がっているので良し。犯人の待遇とかは皮肉にも江神さんに刺さるもので、容赦ない。宗教は関わるものではないな。この作品のトリックは線密過ぎて驚くどころではなく、ただ唾を飲む感じになるのが凄い。
読了日:09月28日 著者:有栖川 有栖

少女が家族との折り合いをつけられるようになる成長物語とその他の人物も成長していく晴れ晴れとした後腐れない結末が素晴らしいです。変則的なクローズドサークルに巻き込まれる複雑なミステリーも読み応えがあり、全てが明かされる解決シーンは圧巻でした。作家さんの他作品も追って行こうと思います。
読了日:09月27日 著者:彩坂 美月

青春、ミステリー、ホラーの三要素を上手い織り合わせていて、読み終わったら全てが繋がっている構成に唸ること間違いなし。ホラーの要素が多めだが他の要素も効いていてホラーが苦手な人でも楽しめるようになってました。何より、表紙の主人公とヒロインのかけ合いや関係が好きすぎて愛おしい。シリーズ化されるのを願うばかりです
読了日:09月25日 著者:井上 悠宇

ヤンデレ妹・綾花来襲。ひたすら兄を慕うのかと思いきや嫌いになったり、自由奔放な裏側に潜んでいた気持ちに振り回されるが、気がついて諭してくれるガスマスクの察しの優しさよ。鋭利は良いやつというのが際立っていました。
読了日:09月24日 著者:水城水城

もう年1冊が限界なんだろう(悟り)そして、内容もいやーな終わりかたで個人的にやって欲しくなかったもので、ひたすら辛い。分かってるけど見たくなかったな… クロウの母親の話はこれからの伏線か。謡や玲那の話はほっこりしたりジーンと来るものがありました。メタトロンは可愛い。
読了日:09月24日 著者:川原 礫

両片想いの主人公とヒロインが両親の再婚により姉弟関係になる。なんとしても結婚したい2人が見せる不器用な感情の見せ方が見事でした。最後に距離が縮まったと思ったら新たなヒロイン2人登場とか先の展開が気になる終わりかたでした。
読了日:09月23日 著者:佐倉 唄

凄い繋がりかた。少女達が色々な思惑を持って生きていった結果が死にたどり着く構成や展開が抜群に上手い。無駄なく終わりへ向かっていくので、潔いなと思いました。
読了日:09月23日 著者:湊 かなえ

まさかの続巻。あの終わりが1番だと思っていたが、続きが読めて良かったと思う内容でした。死体を埋めたり背徳感に悩みながらも、祝部は織賀との関係を大事にしてたんだと分かる構成になっていたのが良かった。
読了日:09月22日 著者:斜線堂 有紀

震災により家族を失い、感情も無くしてしまい、喜びの感情しか残っていなかった少年・沖晴。そんな沖晴が死が近づいている京香と過ごしいくうちに感情を取り戻していく再生の物語。非常に心に訴えかけてくる内容で、人は喜びも悲しみも背負っていきていくのが幸せなんだと思いました。辛いことがあっても感情が残っていれば大丈夫。生きていくうえで大切なものが詰まっていました。
読了日:09月21日 著者:額賀 澪

非処女のヒロインのあり方は難しいと思うが、ギャル系のキャラとして括れない魅力がありました。主人公の龍斗はオタク気質でナヨナヨしているところがあるが、締めるところは締めていて好感が持てます。価値観が違う2人が付き合っていくことで距離を縮めていくのが魅力的でした。
読了日:09月20日 著者:長岡 マキ子

思春期の心の揺らぎを虫の特性で表していて、良い青春物語だった。羽汰が様々な問題と関わっていき、自分の小ささに悩むが先生や凪、瀬川と受け止めてくれる人がいてくれたおかげで迷いながら生きていくのを選択出来て良かったです。素敵な締めくくりでした。
読了日:09月20日 著者:手代木 正太郎

素晴らしいスポ根と詩的な表現。朔は野球、陽はバスケ。夢中でガムシャラになるからこそぶつかる周囲との壁。それを乗り越えていくのは容易いことではないけど、身体と心を束ねて前に突き進んでいく朔に惹かれますね。カッコいい主人公です。こんなのヒロイン全員落ちるに決まってる。陽も殻を破った最後は華麗で素敵でした。
読了日:09月19日 著者:裕夢

生きていくうえで普通から外れた人達の心の葛藤が描かれていました。生き方は誰かに邪魔されるかもしれないが、心は広くあり続ける大切さが伝わってきました。
読了日:09月18日 著者:凪良 ゆう

人生はみんな特別だと思いたがるし、思わない人もいる。純粋に不器用な主人公だからこそ一時の気持ちを大切にしておくことが出来た。ただ、大切な気持ちはいつまでも頭の中に居続けとは限らない。大切な気持ちと出会った時の衝動を忘れていくというのは悲しいけどそれだけではないんだなと思いました。
読了日:09月17日 著者:住野 よる

差別がこの物語の大事な部分になっていて、現代の問題を取り入れつつミステリーもやっていて器用な作家ならではの作品でした。前半の事件の違和感がそのまま真相に繋がっていて、見ていたものは全て表面でしかなかったのを知ってからのひっくり返る様は素晴らしかったです。良い社会派ミステリーでした。
読了日:09月16日 著者:似鳥 鶏

親というバトン。最後に託されものは栄光だった。細かなところで引っかかるものがありましたが、親から子供への様々な愛情表現が良かったです。
読了日:09月15日 著者:瀬尾 まいこ

タイトルにある青い花の下に眠っていた真実は暖かくて切ない気持ちになりました。主人公の過去の憎しみが晴れて良かった。最初は好きじゃないなと思ったが、徐々に魅力が出てきました。
読了日:09月15日 著者:有間 カオル

だんだん思考を重ねていくうちにたどり着いたイクスとユーイの再会のところは情報量の多さにやられそうになるが、噛み砕いていく楽しさがありました。感想書きづらいのは魅力が形を見せないからか。次巻が楽しみです。
読了日:09月14日 著者:筑紫一明

周や真昼達が進級したことにより、周囲との関係も変わってきて、学校内でも近づけるようになった2人。相変わらず煮え切らない周の頑な気持ちも真昼の攻めの姿勢で癒されて良かったです。これは真昼から行くしかないのかな。主人公として周から行ってほしいんだが。
読了日:09月14日 著者:佐伯さん

カオルが遂に牙を剥く。今回は控えめだったが次巻では本領発揮してきそうな要素は伝わってきた。そして、鋭太の念願の推薦については、そうなるのか〜と唸らずにはいられない。カッコいいな。真涼は千和を買っていたからこそあの怒りが生まれるんだな。偽物が本物を上回った。次巻がめちゃくちゃ楽しみです。
読了日:09月13日 著者:裕時悠示

今巻は説明が多めでエンジンがかかるのが遅めだが、コマリが本気出してからの熱量は爽快。本人は覚えてないが周りがコマリから希望を貰って悪を倒すのは痛快ですね。平和を目指す同志が増えたり、世界観が広がっていき、これからどうなるのか楽しみです。
読了日:09月13日 著者:小林湖底

あぁ落ちていく。晴香にも事情はあるんだろうけど、これは時雨に傾くよ。正直、もっと緊迫していくのかと思ってたがあっさりケリがつきそうだな。博道の情緒不安定かところは苛々するが、晴香も駄目だ。時雨しか魅力がない。
読了日:09月12日 著者:海空りく

空想を楽しんでいた仲間たちを引っ張っていたリーダーが死に、宙ぶらりんな状況で数年が経っていた時間が動きだす。再びみんなが集まって空想するために足や頭を使い奔走する様はまさに青春でした。真実は明るいものではなかったが、最後に託した光に救われた気持ちになりました。
読了日:09月12日 著者:逸木 裕

周囲に合わせられなくて苦しんでいる少年が周囲を騙して自分の好きなまま生きている先生と出会うことで変化していく。飲み込めない感情が溢れていたが、最後はこれからも生きていく2人の姿が想像出来る良い余韻でした。
読了日:09月11日 著者:夏木 志朋

有坂さんかわええ… それが1番。主人公の瀬名と最初から両想いで糖分多めでした。ベタなやりとりに、ひたすらニマニマしてしまいます。ただ、付き合うまでの日々がもっと読みたかったなと。これからどうなっていくのか楽しみなラブコメです。
読了日:09月10日 著者:羽場 楽人

映画観てから読んだから細かな違いを感じれて良かった。小説はファンタジー色強めで、映画は現実に寄せていきかつ幸せな方向に変わっていて、どちらも良かったです。つばめが星ばあと過ごした時間は貴重な宝物なのが読んでて伝わってきました。
読了日:09月10日 著者:野中 ともそ

映画が見れないので小説で。両親を拒絶していた美代が自分がいかに視野が狭く、思慮が足らなかったのかが分かるのは貴重な経験だ。想い人の日之出も葛藤を抱えながらも成長していくのはまさに青春でした。思春期ならではの悩みと猫になるというファンタジー要素が上手く噛み合っている作品でした。
読了日:09月08日 著者:岩佐 まもる

過去と現在の事件が交差していき、たどり着いた犯人の叫びは誰が否定出来るのか。戦力外になる主人公バディや周りの人物のキャラが立っていて、会話や関係の変化が楽しめる魅力的な作品になっていました。続きを読みます。
読了日:09月08日 著者:似鳥 鶏

猫丸先輩のアルバイト集みたいな感じで気楽に読めたり、ちょっとヒヤリとするところもあり、緩急が絶妙。様々な分野に唾をつけといて損はないという猫丸先輩の考えは習いたいと思いました。
読了日:09月07日 著者:倉知 淳

常識に囚われずに自分が信じる考えを貫く陣内の陽と陰の姿が魅力的に感じました。家庭調査官にお仕事要素としての家庭の問題に対してのアプローチは難しいなと。ただ、陣内みたいな人がいればなんだかんだ愉快で楽しめるんだろうな。短編でありながら長編とも取れて素晴らしかったです。
読了日:09月07日 著者:伊坂幸太郎

再読。似鳥鶏先生の作品で初めて読んで印象的だったのもあるが改めて読んでも全ての短編が少しのファンタジー要素を活かした成長物語になっていて好きです。単巻でまとまっているが、登場人物の未来が楽しみになりますね。
読了日:09月06日 著者:似鳥 鶏

男女が人生の一部を共有するシェアハウス。そこでの生活はみんなそれぞれが違う想いで受け止めていて、その違いを各人物ごとに見せていくのは儚くて暖かいものでした。各話読み進めていくうちに繋がっていく縁には胸に来るものがありました。
読了日:09月05日 著者:岡崎 琢磨

映画では漣と葵目線だったが、小説では他の登場人物の視点から掘り下げていて、映画の合間にあった情報不足を補えました。良い小説だと思います。映画観た人は是非読んでほしいです。
読了日:09月04日 著者:林民夫

過去の傷に苦しむ主人公に寄り添う、クレイジーヒロイン2人。あれ?ヒロインとは?ここまで振り切った犯罪や道徳を犯してくると笑える。前半、中盤、終盤とがらりと雰囲気が変わっていき、最後に見せたヒロイン2人の勇気には拍手ですね。
読了日:09月03日 著者:藍月 要

上巻。ひたすら謎を感じさせるもので、ここからどう解決へ持っていくのか楽しみです。マリアが意味深な発言をすることが多かったが、的をいているのか気になる。
読了日:09月03日 著者:有栖川 有栖

ハーレム状態になったけど、これほど羨ましくないものも珍しい。殺人が当たり前の学校からどう抜け出すのか。妹ちゃんは兄よりやばいよ…
読了日:09月02日 著者:水城水城

ひなたがどこにいても浮いた存在で、周りに良くも悪くも影響を与えていく。だが、達也にはあまり効果がないようだったが、たまりにたまった達也への想いが溢れてしまうあたりひなたも中学生なんだと感じられる。ひなた母のことがあるなら、これから2人は…
読了日:09月01日 著者:鈴木 大輔

田舎に帰って恋愛とは関係ない、スローな生活を送ろうとしていた主人公・和泉だが、同じく恋愛に興味がない友近と偽の恋人関係を結ぶことで大変なことに。和泉の語りが柔らかく頬が緩みつつ、ほんのりラブコメ要素も散らばせた印象で、これからが楽しみなラブコメです。
読了日:09月01日 著者:岬 かつみ

結女のポンコツ具合には慣れていたが、前巻の流れからこうだと先が思いやられますね。いさなは負け方が上手いヒロインですね、振られてもしっかり美味しい立場に居座れるんだから、その図々しさに魅力を感じ始めてきました。珍しく水斗が読み間違えていたが、しっかり修正してくるんだからモテるよな。
読了日:09月01日 著者:紙城 境介
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