羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2020年 10月 読んだ本とおすすめ作品 読書メーターから

 10月から本を読む意識が変わってきて、リラックスして読めるようになってきて楽になりました。

義務感で読むよりは自分が読みたい物語をじっくり読んでいこうと思いました。


さて、新作で印象的だった作品はラブコメの「天才美少女な幼馴染のくせに、なんで俺の前でだけそんなにスキだらけなんだよ」「それでも、好きだと言えない」「僕の軍師は、スカートが短すぎる」はとてものめり込めるラブコメでした。それでも〜は単巻だと思いますが、あとの2作品はシリーズ化してほしいなと思う面白さでした。

他は「魔女と猟犬」は良いファンタジーで骨太な作品になっていきそうでワクワクしました。

ミステリーでは、「揺籠のアディポクル」が素晴らしかったです。


新刊で特に印象的だったのは「君って私のこと好きなんでしょ?2」「ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3 」ですかね。

君って〜の方は先輩とのイチャイチャとシリアスの配分が素晴らしかったです。

よう実は無人島試験が始まり、もう面白さが溢れてました。


 

・新作で特に面白かった作品

天才美少女な幼馴染のくせに、なんで俺の前でだけそんなにスキだらけなんだよ

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/01/211500

それでも、好きだと言えない

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/02/210000

向日葵を手折る

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/10/210000

僕の軍師は、スカートが短すぎる

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/14/210000

ゴミ箱診療所のミステリー・カルテ

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/21/210000

髭と猫耳

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/20/210000

魔女と猟犬

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/22/210000

五色の殺人者

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/16/210000

揺籠のアディポクル

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/18/210000

愛に殺された僕たちは

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/27/210000

スター

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/28/210000

17歳のラリー

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/29/210000

放課後の宇宙ラテ

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/11/01/210000


・新刊で特に面白かった作品

戦翼のシグルドリーヴァ Sakura 上

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/03/210000

君って私のこと好きなんでしょ?2

 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/15/210000

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/24/210000

探偵くんと鋭い山田さん2 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/25/210000

 

・既刊で特に面白かった作品

灰と幻想のグリムガル level.13.14.14+.14++.15 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/08/120000 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/12/120000 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/26/120000 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/31/120000 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/11/04/210000


AX アックス

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/09/210000

安達としまむら

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/13/210000

サブマリン

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/19/210000

ホワイトラビットhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/10/23/210000



10月の読書メーター
読んだ本の数:41
読んだページ数:13374
ナイス数:1166

記憶翻訳者 いつか光になる (創元SF文庫)記憶翻訳者 いつか光になる (創元SF文庫)感想
単行本既読。文庫化により再構築されて、読み応えが大分違う。読みやすいし主人公の珊瑚の良さも際立っていて良かったと思います。他者の記憶に潜り込んで、その人が抱えているものを溶かしていく様子に読み応えがあります。
読了日:10月31日 著者:門田 充宏
放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)放課後の宇宙ラテ (新潮文庫)感想
青春SF作品。最初は青春で徐々にSFの顔が見えていき、世界観が広がっていくのはワクワクしました。主人公と幼馴染とクラスメイトが良い三角形を築き上げられていて、想いが行き渡っていく最後には心が洗われました。
読了日:10月30日 著者:中西 鼎
17歳のラリー (角川文庫)17歳のラリー (角川文庫)感想
高校3年生という部活の集大成のときにチームの大黒柱である川木が海外留学に行くことを発表することによって、近くにいた少年少女の揺れる心境を描いていく青春群像劇。どの子の気持ちも分かるし、共感しかない。身近にいた頼りにしていた存在が急になくなるというのは辛い。だけど川木が旅立とうとした理由や部活を想っている気持ちも本物なんだ。 
読了日:10月29日 著者:天沢 夏月
スタースター感想
とにかく文中に描かれていることを頭の中で噛み砕いていくのが大変でしたが、その分思考が柔らかくなって、視野が広くなっていった気分です。物事の本質を見極めるのを怠っていくと、悪い遺伝子に包まれていくのは勉強になりました。じわじわとくるものがありました。
読了日:10月28日 著者:朝井 リョウ
少年計数機 池袋ウエストゲートパークII (文春文庫)少年計数機 池袋ウエストゲートパークII (文春文庫)感想
1巻より入りやすい話ばかりで良かったです。最後の話は胸糞悪いですが。銀十字のおじちゃん達の懐の深さには恐れ入ったし、余韻が良かったです。
読了日:10月27日 著者:石田 衣良
キャプテンサンダーボルト 新装版 (新潮文庫)キャプテンサンダーボルト 新装版 (新潮文庫)感想
分厚いが、読みやすい。謎のウィルス、ヒーローのスキャンダル、関係なさそうなことが繋がっていくのが快感。スリリングな展開だが、基本的におちゃらけてるので読みやすかったです。
読了日:10月26日 著者:阿部 和重,伊坂 幸太郎
愛に殺された僕たちは (メディアワークス文庫)愛に殺された僕たちは (メディアワークス文庫)感想
親からの歪んだ愛に狂わされる灰村と逢崎が手を取り合って、愛に殺されるなら殺してやろうと計画していくのは自然な流れ。共犯になり、とことん落ちていく2人から目が離せない。最後は自分達がやっていたことを受け止めて、出した2人の答えには救いを感じました。
読了日:10月26日 著者:野宮 有
探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)感想
ブコメとミステリーが上手く絡み合っている。素晴らしい配分。ミステリーの部分がライトになりすぎずに凝っているのが良い。戸村が探偵として活動していくことに希望が湧いたから今後は変わっていくんだろうか。雨音、雪音姉妹は戸村のことで揉めていくのかな。
読了日:10月25日 著者:玩具堂
ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3 (MF文庫J)ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編3 (MF文庫J)感想
全学年入り乱れる無人島試験。やっぱり1冊ではすまなかったか。だけど次巻で区切りをつけられるかは不明笑 清隆と同行を申し出てきた七瀬の本心はそういうことかと。確かにヒントは出されていたんだな。1年、3年の不穏な動きはなんなのか気になります。
読了日:10月24日 著者:衣笠彰梧
灰と幻想のグリムガル level.15 強くて儚きニューゲーム (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.15 強くて儚きニューゲーム (オーバーラップ文庫)感想
終章開始。2度目の記憶喪失を得てからのスタートで何が起きるのか。今巻はオルタナの壊滅危機を防いだところで終わったが、まだまだ油断出来ない状況で、ハルヒロ達は無事にランタとユメと再会出来るのか気になります。バルバラ先生…
読了日:10月23日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.14++ もし君とまた会えたなら (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.14++ もし君とまた会えたなら (オーバーラップ文庫)感想
再読。軽い短編がありつつ、メリィのハルヒロ達と出会う前と初対面の頃の掘り下げとハルヒロ達と別れた後のユメの心中が描かれていて、よりメリィとユメを好きになれました。そしてユメのピンチにあの男が。これからどうなる。
読了日:10月23日 著者:十文字青
魔女と猟犬 (ガガガ文庫)魔女と猟犬 (ガガガ文庫)感想
人間のエゴが渦巻いていてダークファンタジーとしての世界観が最高です。テレサリサという不遇な魔女と仲間に希望を託されたロロという猟犬が出会い、絶望を回避するために共に行動する。どうなっていくのか楽しみです。
読了日:10月22日 著者:カミツキレイニー
灰と幻想のグリムガル level.14+ 相変わらずではいられない (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.14+ 相変わらずではいられない (オーバーラップ文庫)感想
再読。初期の雰囲気に浸かれてリラックス出来る話が多いが、マナトの裏の顔が見れる話はやはり辛い。ハルヒロ視点で気になってた部分も納得しました。ランタは成長しているみたいで、カッコよくなってるのに驚き。
読了日:10月21日 著者:十文字青
ホワイトラビット (新潮文庫)ホワイトラビット (新潮文庫)感想
なんだこの展開は。時系列の順番をずらしたり直したりして予想不能だが、行き着いた結末には納得感がありました。上質な変な小説で、登場人物達が空を見上げて生きているんだと思うとワクワクします。
読了日:10月20日 著者:伊坂 幸太郎
ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ (星海社FICTIONS)ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ (星海社FICTIONS)感想
医療ミステリー。コロナの始まりの頃から描いていて、なんか意味があるのかなと思ってたが、忘れた頃に繋がりが見えてくる構成が素晴らしい。一つ一つの話も良いが、登場人物の関係や掛け合いもユーモアがあって好きです。
読了日:10月19日 著者:津田 彷徨,浪川 大輔
髭と猫耳 (星海社FICTIONS)髭と猫耳 (星海社FICTIONS)感想
髭は執事、猫耳はお嬢様。2人で旅をしていき、その場で出会う人や環境と接していくことで学んでいく。人の善と悪は育った環境次第で育まれていくんだなと。獣腫というファンタジー要素が人の根っこの部分を掘り下げていくようで良かったです。続いていくと嬉しいです。
読了日:10月18日 著者:周藤 蓮,鍋島 テツヒロ
揺籠のアディポクル揺籠のアディポクル感想
主役であるコノハとタケルの関係の危うさや事件が起きるに至った経緯や結末、全てにおいて切ない。読み進めていくうちに明かす情報も巧みで、最後の最後まで気が抜けないミステリーになってました。あちこちにヒントはあったが、ヒントと感じさせないのが憎い。
読了日:10月18日 著者:市川 憂人
壮途の青年と翼賛の少女壮途の青年と翼賛の少女感想
設定は面白そうだったが、あまり物語に没入できなかった。主人公の秘密に驚く要素がなく、落ちも都合の良さがあったからかな。
読了日:10月17日 著者:田畑 農耕地
五色の殺人者五色の殺人者感想
見事に読者の隙を突いたトリックだ。真面目に推理しながら読んでいたが、気づけなかった。未熟か。読んでてモヤモヤするなと思ったが、その違和感がキモになっていた。全体的に手堅い印象だが、犯人の目撃者の回答が五色にバラけるという特殊な設定を上手く使っていました。これからに期待の作家さんです。
読了日:10月16日 著者:千田 理緒
閻魔堂沙羅の推理奇譚 A+B+Cの殺人 (講談社タイガ)閻魔堂沙羅の推理奇譚 A+B+Cの殺人 (講談社タイガ)感想
沙羅が最初から出るというのは新しい。ただ、長編よりは短編で読みたい作品ではある。沙羅の力強い言葉は胸に響きました。
読了日:10月15日 著者:木元 哉多
きみって私のこと好きなんでしょ?2 とりあえずデートでもしてみる? (GA文庫)きみって私のこと好きなんでしょ?2 とりあえずデートでもしてみる? (GA文庫)感想
黒矢と白森先輩は仮の付き合いは周囲には秘密だけど、こんなに親密になっているのが微笑ましい。白森先輩が黒矢を引っ張っているのが多いが、黒矢もきちんと白森先輩を理解しているところが良い関係を生んでるんだな。ただ、最後に思わぬ展開になってきて、黒矢は一体何のつもりで話したのか非常に気になります。
読了日:10月15日 著者:望公太
僕の軍師は、スカートが短すぎる~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下 (GA文庫)僕の軍師は、スカートが短すぎる~サラリーマンとJK、ひとつ屋根の下 (GA文庫)感想
終電帰り残業当たり前のサラリーマンの史樹が家の前に座ってる穂春と出会う。史樹は定時で帰りたい、穂春はこの家に住んで学校に行きたい。2人が共に目指している目標へ向かっていく。穂春は心理学などの知識を駆使して史樹をサポートして、史樹は大人として穂春を支えていく関係がとても良い。互いにもたれかからないようバランスがとれている。史樹と穂春の抱えているものの暖かさが素敵でした。
読了日:10月14日 著者:七条 剛
池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)感想
池袋のギャング団を主軸に風刺的なことに焦点が当てられていて重くもなるが表紙が詩的で爽やかさを感じました。マコトが魅力的な主人公でした。
読了日:10月13日 著者:石田 衣良
サブマリン (講談社文庫)サブマリン (講談社文庫)感想
善と悪。犯罪を行う背景、犯罪を受ける背景、紙一重のところを掘り下げていて、ままならない感情の行き場を見つけるのは難しい。少年犯罪を扱う上で避けては通れない問題なのかなと。それでも陣内さんの言葉に光を感じました。
読了日:10月12日 著者:伊坂 幸太郎
安達としまむら (電撃文庫)安達としまむら (電撃文庫)感想
授業をさぼり安達としまむらは出会う。周りに馴染めない2人が周りと合わさずに自分達の空気で過ごしている様子が良いと思いました。1巻は安達が悩むことが多かった。しまむらは未知なところがありました。
読了日:10月12日 著者:入間 人間
この本を盗む者はこの本を盗む者は感想
設定は好きでしたが、いまいち乗り切れなかった。主人公の女の子に感情移入できなかった。
読了日:10月12日 著者:深緑 野分
向日葵を手折る向日葵を手折る感想
突然、父親を亡くしたみのりは地方の集落に引っ越す。そこで出会った、友人や気になる男の子や嫌な男の子と過ごしていくうちにその村に潜む闇を見ることに。みのりという少女が成長していく過程は辛くも暖かいものがあり、最後まで読むと、よくぞ生き延びたと思いました。青春要素だけでなく、ミステリーとしても仕掛けが施されていて、明かされた時は衝撃でした。
読了日:10月10日 著者:彩坂 美月
とむらい自動車 (猫丸先輩の空論) (創元推理文庫)とむらい自動車 (猫丸先輩の空論) (創元推理文庫)感想
短編集。どの話もシチュエーションが斜め上で、真相もハッとさせられるものばかりで全部の短編が読み応えがありました。中でも水のそとの何か、魚か肉か食い物、夜の猫丸は惹きつけられました。
読了日:10月09日 著者:倉知 淳
超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません (宝島社文庫)超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません (宝島社文庫)感想
超能力がストーリーの流れのためだけに存在しているところが気になったが、読み終えたらスッキリしていて良かったです。
読了日:10月09日 著者:甲斐田 紫乃
氷の令嬢の溶かし方(1) (モンスター文庫)氷の令嬢の溶かし方(1) (モンスター文庫)感想
冷たい心を持っている令嬢がお節句でどこか暖かい主人公が段階を踏んで徐々に距離を縮めていく。2人ともまだ全てを明かしていないので、これからどう向き合っていくのか気になります。友人カップルの闇もあるのか、ないのか。
読了日:10月09日 著者:高峰 翔
愚者のスプーンは曲がる (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)愚者のスプーンは曲がる (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
超能力者が存在する世界で超能力を封じる能力を持っている主人公。そんな主人公が超能力者の争いに巻き込まれて、様々な人物の思惑が混ざり、たどり着いた最後は悲しかった。謎だったアヤカにはやるせなさがありました。
読了日:10月08日 著者:桐山 徹也
ハイキュー!! ショーセツバン!! 6 (JUMP j BOOKS)ハイキュー!! ショーセツバン!! 6 (JUMP j BOOKS)感想
様々なチームのひよっこ達が飛び立とうと決意する話で、彼彼女らの活躍が見たいと思いました。大地さんは背負っていた重荷を仲間と分け合えたから戦えたんだなと。
読了日:10月08日 著者:星 希代子
AX アックス (角川文庫)AX アックス (角川文庫)感想
究極の父親小説でした。妻と子を持つ兜が妻に気を使ったり、友達を作ろうとしたり、そして人を殺したり。決して清廉潔白とは言いがたい生き方だが、兜の最期の姿は美しさを感じました。そして、父の意思を子が応えるという流れは心が暖かくなりました。
読了日:10月07日 著者:伊坂 幸太郎
サイコメ 4 殺人忌と裏盆会を (ファミ通文庫)サイコメ 4 殺人忌と裏盆会を (ファミ通文庫)感想
鋭利回。殺し屋家業の家に生まれながら、殺人を犯せない葛藤が見事でした。鋭利の優しさは美徳だな。殺せないのは殺す相手の関係者まで想えるなんて素晴らしい。
読了日:10月06日 著者:水城水城
灰と幻想のグリムガル level.14 パラノマニア [parano_mania] (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.14 パラノマニア [parano_mania] (オーバーラップ文庫)感想
再読。パラマの摩訶不思議な世界のせいで無理矢理、ハルヒロ達の心の奥にある弱さが外側に出てきてその通り動いてしまい厄介な展開でしたが、なんとか全員集まって、次へと思ったら最後に衝撃の展開が待っていた。
読了日:10月05日 著者:十文字青
灰と幻想のグリムガル level.13 心、ひらけ、新たなる扉 (オーバーラップ文庫)灰と幻想のグリムガル level.13 心、ひらけ、新たなる扉 (オーバーラップ文庫)感想
再読。ユメと別れてハルヒロ達は揺れる。だが、感傷に浸っている暇もなく、新しい領域・パラノでバラバラになってしまう。自我を失いそうな場所でハルヒロ達はどうなっていくのか、予想が出来ないですね。
読了日:10月04日 著者:十文字青
戦翼のシグルドリーヴァ Sakura(上) (角川スニーカー文庫)戦翼のシグルドリーヴァ Sakura(上) (角川スニーカー文庫)感想
上巻。日本編は平和ボケからの緊急事態ということで騒ぎになるのは終盤になってからだが、沖田桜が渡来園香と共に戦乙女になるまでの過程が熱い。下巻はハードな展開になるだろうが、桜の意思はどこまで貫けるのか楽しみで仕方ないです。
読了日:10月03日 著者:長月 達平
失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子みたいに甘い ~ビターのちシュガー~ (講談社ラノベ文庫)失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子みたいに甘い ~ビターのちシュガー~ (講談社ラノベ文庫)感想
読んでてノベルゲーの香りを感じて懐かしくなりました。主人公が彼女と別れたっていう表現でそこに持っていくのかと驚きました。分かれて落ち込む主人公に疎遠になっていた幼馴染が近づいていくことで今と昔が交差するのは良いと思いました。
読了日:10月02日 著者:七烏未 奏
それでも、好きだと言えない (講談社ラノベ文庫)それでも、好きだと言えない (講談社ラノベ文庫)感想
周りと距離を置き自分の殻に籠もっていた有馬悠人が記憶喪失の幽霊・レイナに取り憑かれることによって、自分が知らない意見を知ったり、自分の考えを押さえ込むことをやめたりと成長していく。レイナがなぜ幽霊になったのか、なぜ成仏出来ないのか、については切ない事情があり、悠人とレイナが苦しみながらも幸せを手繰り寄せようとすることに胸を打たれました。印象に残る作品です。
読了日:10月02日 著者:赤月 カケヤ
天才美少女な幼馴染のくせに、なんで俺の前でだけそんなにスキだらけなんだよ (角川スニーカー文庫)天才美少女な幼馴染のくせに、なんで俺の前でだけそんなにスキだらけなんだよ (角川スニーカー文庫)感想
天才美少女・毬萌は幼馴染でくされ縁の公平の前ではどこか抜けている。そんな2人の間にある恋という隙間を認識して意識するというのは素晴らしいです。公平の語りや文章が良い意味で砕けていて好感が持てますし、勢いある展開も良かったです。続きが読みたいと思いました。
読了日:10月01日 著者:五木 友人
会社員とJK、お隣さん歴1年目。 (角川スニーカー文庫)会社員とJK、お隣さん歴1年目。 (角川スニーカー文庫)感想
年の差ラブコメで肝心な主人公の倫理観や行動の背景があまり見えなかったのは残念。キャラクターの配置は好みでした。
読了日:10月01日 著者:ナナシまる

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