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読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

天才王子の赤字国家再生術8 〜そうだ、売国しよう〜

天才王子の赤字国家再生術8 ~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

 

遂にシリーズ8巻にもなってくると敵が大きくなってきますね。

それでも切り抜けるウェインの逆境を切り抜ける知恵と度量は健在で安心感があるので、最後にはひっくり返すだろうと思えます。

しかし、ウェインの凄さがどんどん広がっていくと同時に側にいるニニムやフラーニャも注目されるようになってきたので、彼女らも狙われてることになっていきそうです。

ニニムはウェインの心臓なので、なんかあったらウェインがブチギレるだろうからそれが楽しみだったり。

フラーニャは徐々に成長していくのが分かるが、どうなっていくのか気になります。ウェインに迫れるのかどうか。

 

登場人物が増えてきて、規模が大きくなっていきそうでワクワクしてます。

 

選聖会議。大陸西側の有力者が一堂に会する舞台に、ウェインは再び
招待を受けた。それが帝国との手切れを迫るための罠だと知りつつ、西へ
向かうウェインの方針は――
「全力で蝙蝠を貫いてみせる! 」
これであった。
グリュエールをはじめ実力者たちと前哨戦を繰り広げつつ、選聖会議
の舞台・古都ルシャンへと乗り込むウェイン。だが着いて早々、選聖侯
殺害の犯人という、無実の罪を着せられてしまい!?
策動する選聖侯や帝国の実力者たち、そして外交で存在感を増していくフラーニャ、天才王子の謀才が大陸全土を巻き込み始める第八弾!