羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

安達としまむら4

安達としまむら4 (電撃文庫)

 

2年生に進級した安達としまむら

再び同じクラスになり、グッと距離が近づくかと思いきや、遠ざかるあたりは2人の関係が不安定な証だな。

1年生の頃は日野と長藤がいたから間がもったりしたが、クラスが離れてしまったため、安達が踏み込まないとしまむらとの距離が縮まらない。

しまむらは受け身で周りと合わせられが、安達にはしまむらしかいないというのはこういう影響が生まれるよなと思いました。

ただ、しまむらも浅い付き合いは出来るが、安達の世話をしているときの方が向いているし、しまむらも落ち着くんじゃないかな。

 

安達の中学生の頃の様子は意外でしたが、しまむらと出会えてなかったら高校でも誰とも付き合わない感じだったのかもな。

しまむらは安達と出会えてちょっとずつ変わってきていて、それは母親が感じれる程度だけど、良いことだ。

 

さーてどうなることやら。

 

 

桜の季節、しまむらと同じクラスになれた。でも、しまむらは近くの席の女子とお昼を食べるようになった。…なんか嫌だな。私はどうしたらいいんだろう。ある日の昼休み。近くの女子集団に声を掛けられた。なんとなく安達の方を見ると、目が合った途端、顔を逸らされた。女子集団の輪に入り、もう一度安達の方を見たら、一人で教室を出て行ってしまった。私もパンを買いに行くのになぁ。まあ、行く途中で見つければいいか。しまむらと前みたいに仲良くなるには…そうだ、お泊まりだ!?