王道ファンタジーとして骨太シリーズの1巻。
久しぶりに一から読み返していきたいと思ったので読み返しました。
ベルが祖父の教えを胸に出会いを求めるために冒険者になったのは単純な動機ですが、そこはきっちり壁にぶつかるから嫌な感じはしません。
冒険者として初めて命の危険を感じた場面で助けてくれたアイズさんに惚れてしまうのは仕方ないな笑
ただ、酒屋でベルの醜態が笑い話にされて、落ち込むだけでなく強くなると覚悟を決められるのはカッコイイし応援したくなります。
周りのヘスティア、シル、エイナさん、などがベルを支えてくれるのはありがたいな。
それぞれ、ベルとの関わり方が違うのは良いな。
フレイヤ様は出だしからベルに入れ込んでるなぁ。
ベルがヘスティアのためにヘスティアがベルのために動いていて2人の関係は固いというのがこれほどまでと表されました。
最後の死闘で見えた絆は熱かったです。
迷宮都市オラリオ──『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。
未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。
人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出会った。
「よし、ベル君、付いてくるんだ! 【ファミリア】入団の儀式をやるぞ! 」
「はいっ! 僕は強くなります! 」
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と、
構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──