遂に思春期症候群自体の掘り下げが始まって、ワクワクしてきたと同時にどう掘り進めるのか気になって仕方ないですね。
霧島透子が思春期症候群を配っているのが本当か分からないが、彼女が鍵を握っているのは確かなようだ。ただ、咲太以外の人には見えてい
ないから咲太が暴いていくしかないのかな。
今巻は霧島透子は匂わせ程度で赤城がメイン。
咲太の中学生の頃は咲太自身が気にしていなかったからあまり触れていなかったけど、正義をを持つ赤城からすれば引きずるものなんだろうな。
赤城自身の思春期症候群の謎を追うと共に前半の仕掛けが効いてくる展開は良いですね!
数巻前の伏線も織り交ぜてくるのは目を見張るものがありました。
赤城の目的や苦しんでいたことを咲太が見抜いてそれでも彼女の思い通りにさせてあげるのは優しいな。
赤城がなそうとしたことは確かに自身の為でもあるけど咲太も機会を貰えてスッキリしたんじゃかいかな。
そして最後に訪れた不穏なメッセージが。
いったいどうなるのか気になります!
ここ数巻は解放された感じでゆったりした雰囲気が多かったですが、次巻はハードな展開になるかも知れませんね。
毎巻のことですが前半のゆったりした雰囲気は良いですね。国見、上里も成長しているようだし双葉も変化していきそうですね。花楓も伸び伸びしてそうでホッとしました。
何より麻衣さんの咲太への許可は関係の揺るがないことの自信が感じられて良かったです。
突如咲太の目の前に現れた、霧島透子を名乗るミニスカサンタ。彼女が「思春期症候群をプレゼントした」という学生たちのなかには、咲太の中学時代のクラスメイト・赤城郁実がいて―。書き込んだ夢が正夢になる、と学生たちのSNSで話題の都市伝説『#夢見る』。郁実がそれを利用し、「正義の味方」として人助けしている姿を目撃した咲太は、彼女の身体がポルターガイストのような現象に襲われていることを知る。しかもその原因は過去の咲太にあるらしく…!?「ねえ、梓川君。ひとつ勝負をしない?」鍵をかけていた過去の扉をあける、シリーズ第11弾。