羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2020年 12月 読んだ本とおすすめ作品 読書メーターから

12月は月末に注目作が固まっていましたが全体的に面白い作品が多かったです。

ミステリー作品では「教室に並んだ背表紙」「孤島の来訪者」「錬金術師の消失」が印象的でした。どれもおすすめです。

ブコメ、恋愛ものでは「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」「あの夏、僕らに降った雪」「君が最後に遺した歌」「現実でラブコメできないとだれが決めた?2」「中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる2」が心に響きました。甘々なラブコメや純粋な恋、青春ラブコメが摂取出来て嬉しかったです。

 

アニメが終わってしまいましたが「安達としまむら」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?」の原作も良いです。

 

 

・新作で印象的だった作品

教室に並んだ背表紙https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/06/210000

あの夏、僕らに降った雪https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/31/210000

ナゾトキ女とモノカキ男。

https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/21/210000

クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/28/210000

君が最後に遺した歌https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/26/213000

小説版 ここは今から倫理ですhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/22/210000

 

・新刊で印象的だった作品

涼宮ハルヒの直感https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/04/210000

孤島の来訪者https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/02/210000

青春ブタ野郎ナイチンゲールの夢を見ないhttps://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/11/210000

錬金術師の消失 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/20/210000

物理的に孤立している俺の高校生活9 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/19/210000

現実でラブコメできないとだれが決めた?2https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/18/210000

中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる2https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/29/210000

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。Each Stories https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/30/210000

 

・既刊で印象的だった作品

安達としまむら4.5 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/08/210000 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/13/210000

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?1 https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2020/12/09/210000

 

 12月の読書メーター

読んだ本の数:45
読んだページ数:14210
ナイス数:1140

皇帝と拳銃と (創元推理文庫)皇帝と拳銃と (創元推理文庫)感想
最初の2話は好きでしたが、後は… 主要人物も好きになれず。
読了日:12月31日 著者:倉知 淳
ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)感想
表題作はアニメ映画を観てから読んだからかあまりこの結末は印象に残らなかったです。アニメ映画はよく膨らませたなと感心しました。他の話ではお茶が熱くてのめませんが好きでした。
読了日:12月30日 著者:田辺 聖子
恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる (角川スニーカー文庫)恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる (角川スニーカー文庫)感想
主人公がレンタル彼氏、レンタル兄貴になってダブルヒロインと向き合っていくラブコメ。正直中盤のメインヒロインの姫乃と距離が接近していくまでは良い感じだと思ってましたが、もう1人のヒロインの愛羅は好きになれずに姫乃が放置だったので後味はいまいちでした。
読了日:12月30日 著者:夏乃実
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 8時間目 (MF文庫J)教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 8時間目 (MF文庫J)感想
完結。教え子と塾講師、二つの面で悩んでいた天神が覚悟を決めて前に進めるようになって良かった。教え子達も成長していて、良い区切り方でした。
読了日:12月29日 著者:さがら総
『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。 (角川スニーカー文庫)『おっぱい揉みたい』って叫んだら、妹の友達と付き合うことになりました。 (角川スニーカー文庫)感想
主張の激しいタイトルだが、内容はシンプルでした。最後のヒロインの父さん撃退法に関しては予想の斜め上のタイトルをもじった力技だったのは驚きました笑 たまには頭を悪くするラブコメも良いですね。
読了日:12月29日 著者:凪木 エコ
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Each Stories (角川スニーカー文庫)ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 Each Stories (角川スニーカー文庫)感想
短編集。特典小説はやはり特典なので薄いです。書き下ろしのヒロイン達の心境掘り下げで話の濃度が濃くて素晴らしかったです。後藤さんと三島の絡みは見応えありました。
読了日:12月28日 著者:しめさば
クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。 (MF文庫J)クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。 (MF文庫J)感想
当人達は認めないが相性の良い主人公とヒロインが無理矢理結婚することになり、同居してぶつかり合いながらも距離が近づいていくのは甘くて良いです。最初はどうなることかと思ったが終盤の関係を見るとこれからが楽しみなラブコメですね。
読了日:12月27日 著者:天乃 聖樹
中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる2 (講談社ラノベ文庫)中古(?)の水守さんと付き合ってみたら、やけに俺に構ってくる2 (講談社ラノベ文庫)感想
里久と結衣が信頼し合うことが出来る関係になれて良かった。過去の傷を互いに持っていて、それでも前に進もうと意思を固められた2人を応援したくなりました。
読了日:12月27日 著者:弥生 志郎
あの夏、僕らに降った雪 (角川文庫)あの夏、僕らに降った雪 (角川文庫)感想
凄く良い小説でした。少年が日に日に無関心なことが増えていく少女との限られた時間を謳歌していくのは堪らなく寂しさを誘うけど、それ以上に暖かさがありました。ピュアな心は忘れてはいけませんね。
読了日:12月27日 著者:比嘉智康
君が最後に遺した歌 (メディアワークス文庫)君が最後に遺した歌 (メディアワークス文庫)感想
デビュー作に続き、泣きました。少年少女が出会いから別れまでの過程が魅力的に描かれていたので、最後らへんは読むのが辛かったです。タイトルに込められた想いに胸が熱くなりました。
読了日:12月26日 著者:一条 岬
監獄に生きる君たちへ (メディアワークス文庫)監獄に生きる君たちへ (メディアワークス文庫)感想
監獄というのはどこにでも生まれるし、その地獄から抜け出したら自分だけでなく人の痛みも分かってあげる人間になろうというメッセージが胸に届きました。茜さんが良い人過ぎる…
読了日:12月25日 著者:松村 涼哉
パドルの子 (ポプラ文庫)パドルの子 (ポプラ文庫)感想
文章表現が美しく浸れるが、あまりのめり込めなかった。良かったけど。
読了日:12月24日 著者:虻川 枕
冬の朝、そっと担任を突き落とす (新潮文庫)冬の朝、そっと担任を突き落とす (新潮文庫)感想
担任教師が飛び降りる。その事件がきっかけで自分の間違えに気づいていく生徒達の懺悔の物語でした。視点が変わっていくことで事件の全貌が徐々に見えていくのが良いですね。ただ、生徒達は未熟過ぎるのは気になる点ではあります。
読了日:12月24日 著者:白河 三兎
ハイキュー!! ショーセツバン!! 8 (JUMP j BOOKS)ハイキュー!! ショーセツバン!! 8 (JUMP j BOOKS)感想
影山が遊ぶ環境というのが作れる烏野の仲間達の優しさは良いですね。孤立しない。優と美華ちゃんは上手くいきそうだけど、上手くいかなそうな感じがしてどう転ぶのか楽しみです。
読了日:12月23日 著者:星 希代子
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)感想
語り手である亜が全面に出ている話は面白いけど、出番が薄いとあまりでした。
読了日:12月22日 著者:泡坂 妻夫
小説 ここは今から倫理です。 (集英社文庫)小説 ここは今から倫理です。 (集英社文庫)感想
漫画を知っていても 頭で内容を覚え出せるから良いですね。倫理は生きていて必ずしも必要ではないことで、避けてしまいそうになりますが、いつか自分を救うと思うと学びたくなりました。続いていくなら読みたいです。
読了日:12月22日 著者:ひずき 優,雨瀬 シオリ
シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫 こ)シュレディンガーの猫探し (2) (ガガガ文庫 こ)感想
うーん。1巻はのめり込めたが2巻はミステリー、トリックや理屈が先行していてキャラクターの良さが減っていたように感じました。
読了日:12月21日 著者:小林 一星
ナゾトキ女とモノカキ男。 未来を写すカメラと人体消失 (ファンタジア文庫)ナゾトキ女とモノカキ男。 未来を写すカメラと人体消失 (ファンタジア文庫)感想
軽い学園青春ミステリーと思っていたら雰囲気がガラッと中盤で切り替わって、わりと重みのある展開に膨らんでいったのは驚きました。主人公とヒロインの関係性は素直になれない者同士でお似合いでした。
読了日:12月20日 著者:辻室 翔
スパイ教室04 《夢語》のティア (ファンタジア文庫)スパイ教室04 《夢語》のティア (ファンタジア文庫)感想
ファーストシーズン完結ということでチーム灯が全員で挑む蛇という組織はかなり悪質な事情が孕んでいました。今まで攻めることが多かったが、今回は的に攻められることで皆の力が試されていてスリリングな展開でした。セカンドシーズンが楽しみです。
読了日:12月20日 著者:竹町
錬金術師の消失 (ハヤカワ文庫JA)錬金術師の消失 (ハヤカワ文庫JA)感想
ファンタジーとミステリーを組み合わせた絶妙な作品ですね。今回も存分に楽しみました。トリックや仕掛けなどは見取り図を見れば察せてもおかしくはないかな?いや、普通に騙されるよ。テレサエミリアの関係も固まってきて、続きが楽しみです。
読了日:12月19日 著者:紺野 天龍
物理的に孤立している俺の高校生活 (9) (ガガガ文庫 も)物理的に孤立している俺の高校生活 (9) (ガガガ文庫 も)感想
複雑にもつれた三角関係に決着が着きました。業平とえんじゅの関係はとても固いものだけど、業平と愛河の関係とはまた別のものということで上手くまとめましたの。えんじゅの本音が守られて良かった。良いシリーズでした。
読了日:12月18日 著者:森田 季節
現実でラブコメできないとだれが決めた? (2)現実でラブコメできないとだれが決めた? (2)感想
クラスをラブコメ空間に変えようとするが、存在感が高い勝沼が耕平を嫌っているために障害になっている。そんな勝沼が耕平を嫌っている理由や本質が明かされて、決意を固める耕平の動き方は見事でした。スカッとした締めでしたが、清里さんの決意が…
読了日:12月18日 著者:初鹿野 創
失恋の準備をお願いします (講談社タイガ)失恋の準備をお願いします (講談社タイガ)感想
妙に癖になる個性を持つ面々がそれぞれの意思と反したところへ向かっていき、終盤にそれぞれが交差していくのは見事でした。ミステリー、SF、ラブコメ、様々な要素を織り交ぜて、まとめ上げるのは凄いです。
読了日:12月17日 著者:浅倉 秋成
僕は天国に行けない (講談社タイガ)僕は天国に行けない (講談社タイガ)感想
生きていたら死ぬのが分かっている人生。そんな人生に期待を持てない少年、少女が一緒に行動していき、それぞれが今までの自分と決別していく様子が見事でした。生きることに希望が湧く作品でした。
読了日:12月16日 著者:ヰ坂 暁
重力ピエロ (新潮文庫)重力ピエロ (新潮文庫)感想
家族の絆が描かれていました。不滅の絆を感じて余韻は良いです。ただ、やっていることは褒められたことでは無いかもしれないですが。
読了日:12月15日 著者:伊坂 幸太郎
京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ (角川文庫)京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ (角川文庫)感想
大学生の日常の謎。自由な大学生活とミステリーは相性が良いのがよく分かりました。主人公が青さと勘の鋭いところを兼ね備えていて、応援したくなりました。謎の解決を担うバーの女性も魅力的でした。
読了日:12月14日 著者:円居 挽
三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 (文春文庫)三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚 (文春文庫)感想
野村美月先生が描く死んだ後にもう1冊読めるという死の先に待ち受けている物語なんて心に響くに決まっている。どの話も心残りがなくなってスッキリしたりほっこりしたり良い読後感があります。
読了日:12月13日 著者:野村 美月
安達としまむら5 (電撃文庫)安達としまむら5 (電撃文庫)感想
遂に安達としまむらが喧嘩か!?となったが、しまむらは特に気にしていない。怖すぎる。以前から心配していた安達としまむらの温度差が見えて、安達がどう動くのか、続きが気になります。
読了日:12月12日 著者:入間 人間
エンドブルー (電撃文庫)エンドブルー (電撃文庫)感想
繊細な心の動きを描いていて良かったです。イラストも良くて、綺麗な作品って感じがしました。
読了日:12月12日 著者:入間 人間
〆切前には百合が捗る (GA文庫)〆切前には百合が捗る (GA文庫)感想
まさか本当に出版するとは。ラノベで百合人気が高まっているからかな。〆切前に様々な逃避行をする愛結と優佳理の日常の裏に潜む感情の揺れが良かったです。続きが楽しみです。
読了日:12月11日 著者:平坂読
青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない (電撃文庫)青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない (電撃文庫)感想
遂に思春期症候群自体の掘り下げが始まって、いったいどんな真実が待っているのか気になりますね。また、今巻の赤城がなそうとしたことは回り回って咲太にとっても良い機会を貰えたんじゃないかな。ここ数巻わりとゆったりめでしたが次巻はハードになりそうですね。
読了日:12月11日 著者:鴨志田 一
友達の妹が俺にだけウザい6 (GA文庫)友達の妹が俺にだけウザい6 (GA文庫)感想
明照が彩羽の魅力を多くの人に伝えて友達を増やそうと無駄なことをする。明照の鈍感さはちょっと現実を見ていない感じがするな。彩羽は真白に対する後ろめたさを持っていましたが、ある人物から発破をかけられて覚悟を決められたので、これからどう明照に迫るのかなと思ったらまさかの人達が動き出し始めましたね笑
読了日:12月10日 著者:三河ごーすと
文学少女対数学少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)文学少女対数学少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
程よい百合でミステリーの理論を話し合ったりしていて興味深い内容でした。ところところで考えさせられてミステリー好きにはたまらないかもしれないです。表紙の2人の関係性も好みでした。
読了日:12月09日 著者:陸 秋槎
ハイキュー!! ショーセツバン!! 7 (JUMP j BOOKS)ハイキュー!! ショーセツバン!! 7 (JUMP j BOOKS)感想
本編でやらなかった練習見学は三年生がいないとガタガタになるのは目に見えてましたね。教頭先生への西谷、田中の言葉は笑うしかない。笑 表紙を飾っている烏野に敗れた後の及川の話はしんみりしてしまうが、前を向く姿は良かったです。
読了日:12月09日 著者:星 希代子
明るい夜に出かけて (新潮文庫)明るい夜に出かけて (新潮文庫)感想
ラジオはリスナーの参加があるからこそ盛り上がっていくんだな。今作を読んだらラジオに惹かれるのも分かる気がしました。また、登場人物達が抱えている悩みも吹っ飛ぶ最後の盛り上がりは最高でした。 
読了日:12月08日 著者:佐藤 多佳子
ラッシュライフ (新潮文庫)ラッシュライフ (新潮文庫)感想
群像劇でみんな自分の為に生きているのが感じられて良い。序盤から中盤で疑問だった事象や出来事が終盤になって緩やかに解けていくのは爽快でしたし、それぞれの人物が自分の道を見つけられてホッとしました。豊田さん良いなぁ。
読了日:12月07日 著者:伊坂 幸太郎
戦翼のシグルドリーヴァ Sakura(下) (角川スニーカー文庫)戦翼のシグルドリーヴァ Sakura(下) (角川スニーカー文庫)感想
下巻。ハードな展開は来ないのかなと油断していたら最後に待ち受けてましたか。桜と園香の友情も良いけど、桜と晃の関係も互いに大事に想っているのも素晴らしい。だからこそ最後の桜の選択は辛くて苦しいけど、選ぶ理由も分からなくもないな。
読了日:12月07日 著者:長月 達平
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)感想
再読。ベルが祖父の教えを胸に出会いを求めていたが、冒険者として傷付く厳しい場面に当たってしまう。しかし落ち込み続けずに強くなることに踏み出せたのはヘスティア、シルさん、エイナさんの支えがあったからだけでなくベルの覚悟が1番だった。ヘスティアを連れての死闘は見応えがあります。
読了日:12月06日 著者:大森 藤ノ
安達としまむら4 (電撃文庫)安達としまむら4 (電撃文庫)感想
2年生になり、日野と長藤が離れたから安達としまむらの距離がどこかぎこちない。互いにどうしようか頭で巡らせるが、安達が踏み込まないとしまむらとの距離は縮まらないよな。しまむらも周りに合わせられるが安達の世話している方が向いているふうに見える。やっぱり安達としまむらが一緒じゃないとな。
読了日:12月06日 著者:入間 人間
教室に並んだ背表紙教室に並んだ背表紙感想
女子中学生が抱える悩みや苦しみを図書室の司書であるシホリさんが優しい言葉で暖かく包んでくれる。こんな大人と出会えたら良いな、心からそう思える人でした。シホリさんから沢山心に沁みる言葉を貰いました。そして、少女達が純粋に幸せになってほしいと願うばかりです。
読了日:12月05日 著者:相沢 沙呼
涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)感想
非現実的な話はなく、日常の中で頭を使う内容でしたがSOS団の団結も見られて良かったです。小泉のミステリーへの愛もスパイスとしては良かったです。新キャラも中々癖があって、今後はどう関わってくるのか楽しみです。
読了日:12月04日 著者:谷川 流
東京湾の向こうにある世界は、すべて造り物だと思う (新潮文庫nex)東京湾の向こうにある世界は、すべて造り物だと思う (新潮文庫nex)感想
高校時代にやり残したことを大人になって向き合っていくのは大変だが、それが出来たら人生変わりそうですね。ミステリーとも取れるが、青春を終わらせるための青春って感じで登場人物と共に感傷に浸れました。
読了日:12月03日 著者:中西 鼎
孤島の来訪者孤島の来訪者感想
孤島で特殊設定ミステリーということで状況が複雑に絡み合っていて、真相にたどり着くのが非常に困難。しかし、最後の推理パートで真相へいたる伏線が回収されていき、ありとあらゆるところに伏線はあるというのに度肝を抜かしました。関係ないと頭から捨ててしまっていたものが答えに繋がっていたり、濃いミステリーでした。犬も素敵でした。
読了日:12月02日 著者:方丈 貴恵
サイコメ UNPLAGUED OMNIBUS (ファミ通文庫)サイコメ UNPLAGUED OMNIBUS (ファミ通文庫)感想
本編であまり触れられなかった部分を描いていて楽しかったです。舞那の学園での過ごしていく日々や綾花と神楽の友情は時の流れを感じれて好きです。煉子は… 愉快だけど、しんみりする作品でした。
読了日:12月01日 著者:水城 水城
ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (下) (星海社文庫)ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (下) (星海社文庫)感想
下巻。アニメで知っているとはいえ圭一が狂っていくのは臨場感がありました。出題編のこの内容だけで正解を見つけるなんて難しいよな。多少の違和感やすれ違いは分かっても正解までは… 圭一が疑心暗鬼になるのは無理ない話です。
読了日:12月01日 著者:竜騎士07

読書メーター