羽休みに娯楽を

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蒼海館の殺人

蒼海館の殺人 (講談社タイガ)

 

紅蓮館の殺人の続巻である蒼海館の殺人を読みました。

紅蓮館の殺人が好きで続きを楽しみにしていましたが、まさか600P超えのミステリーを出してくるとは笑

序盤は葛城が紅蓮館の最後に飛鳥井さんと交わしたことがきっかけで塞ぎ込んでいて、非常にもどかしい気持ちになりました。また、田所も勝手な気持ちを抱いていてこちらにもなんでそう言ってしまうんだという未熟さがあり、中々晴れやかな気分にはなりづらかったです。

ただ、事件が起きてからはそれどころじゃなくなりますが葛城が探偵として動かなくなっていて、どうやって立ち直るのか気になりましたがきっかけは本当に笑ってしまいたくなることでしたが、すんなり納得してしまうことでした。

 

葛城が立ち直ってからは怒涛の推理で解決まで一直線で爽快でした。

謎としては複雑に絡まっている葛城家の裏側やトリックが重なりあっていて、解くのが非常に難しいと思いました。

犯人が行っていた工作や誘導が非常に巧みでさっぱり分かりませんでした。

だからこそ、犯人を炙り出していく葛城の対話や仕掛けには納得のいくものがあり、スッキリしました。

とはいえ最後の葛城の叫びには辛くもなりましたが、田所と一緒にいるならば大丈夫だと思いました。

 

また続きが読みたいシリーズです。

 

 

学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青海館を訪れた。

政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。
名士ばかりの葛城の家族に明るく歓待され夜を迎えるが、
激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。

刻々とせまる洪水、増える死体、過去に囚われたままの名探偵、それでも――夜は明ける。
新鋭の最高到達地点はここに、精美にして極上の本格ミステリ