羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

まもなく電車が出現する

まもなく電車が出現します (創元推理文庫)

 

短編集。気軽に読めましたが今までの話よりはサラッといきすぎて物足りないのは否めないですね。

軽い息抜きにちょうどいいです。

 

どの話も謎の裏にある犯人の動機が様々でした。理由はわかるがそこまでするかと思ってしまいます。

 

今日から彼氏ははこのシリーズ特有のこれは見せかけだなと思ったが細かなところまでは詰められませんでした。

葉山くんは異性からの誘いに弱くてほいほい騙されるのはいいのか…

伊神さん、柳瀬さんがいないと心配だよ。

 

柳瀬さんが葉山くんのどこが好きなのか気になります。

 

 

芸術棟が封鎖され、困ったクラブや同好会が新たな棲処を探し始めた。美術部の僕は美術室に移動して、無事作品に取り掛かれるかと思いきや、美術部の領地と思しき開かずの間をめぐる鉄研と映研の争いに、否応なく巻き込まれてしまう。しかし翌日、その開かずの間に突如異様な鉄道模型が出現!?表題作を含む五編収録の、山あり谷ありで事件に満ちたコミカルな学園ミステリ短編集。