羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

いわゆる天使の文化祭

いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)

 

文化祭という独特な雰囲気ななか不思議な貼り紙があちこちに出現して、変なイタズラが起きたなと思っていたら葉山くんがあるものを発見したことにより事件に重みが出ていく。

文化祭の一部中止を阻止するために葉山くん、柳瀬、ミノで動いていくがもう少しというところで時間が足りなくなったところで伊神さんが登場したときの頼もしさが半端なかったです。

あと校長も生徒想いで良い人でした笑

 

 

事件は絡みあっていましたが分かってみれば呆気なさもありましたが、分かるまでが大変。

天使の意味は心が温かくなるものがありました。

 

なぜ事件が起きたのか?それが分かった最後はスッキリしました。

 

ただ事件にばかりかまけていて文化祭描写が少なかったのは残念でした。

 

夏休みも終わりに近づいた文化祭目前のある日、準備に熱の入る生徒たちが登校すると、目つきの悪いピンクのペンギンとも天使ともつかないイラストが描かれた貼り紙が目に飛び込んできた。別館中に貼られた、部活にちなんだ様々な怡好の“天使”を不思議に思いつつも、手の込んだ悪戯かと気を抜いていると―。波瀾万丈で事件に満ちた、コミカルな学園ミステリ・シリーズ第四弾。