羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

結婚が前提のラブコメ4

結婚が前提のラブコメ 4 (ガガガ文庫)

 

1巻のように婚活に力を入れていて、非常にのめり込めました。

せっかく婚活という題材を使っているのにラブコメ要素が多くなっているのが気になってましたが、今回は軌道修正を果たしていて良かったです。

ダメンズにばかり惚れてしまう、まひるさんにスポットが当たり、彼女が抱えていた想いが明らかになりました。

きっと誰しもが思うことだろうが、結婚することで大なり小なり変わっていってしまう。変わらざるを得なくなる。そのことをまひるさんは考え過ぎてしまって前に踏み出せなくなった。そんなまひるさんが幸せな結婚にたどり着くために背中を押す縁太郎達の支えがまひるさんき刺さり、幸せを手にする展開は胸が熱くなりました。

 

縁太郎が目指すところが見えた気がしました。

縁太郎の相談所のあり方として大切にしていることは眩しかったです。道は険しいですが、諦めずに前に進み続けてほしいですね。

 

まひるママへの、婚活プレゼンバトル!!

ホストと別れ、自暴自棄になるまひる。見かねた結衣たちは、一計を案じる。

まひるに【ダメだけどダメじゃない殿方】を紹介するのですわ!」

まひるのため、そして縁太郎へのアピールも兼ねて、結衣たちはそれぞれ3人の“ダメンズ”を紹介することに。

結衣の友達のパリピ坊主、玉置。
カレンのファミレスの同僚で、ギャンプル好きの阿笠。
牡丹の同期デビューで、言動が残念な天才マンガ家、男爵。

果たしてまひるは、今度こそ“結婚が前提の交際”ができるのか――?

大人気婚活ラブコメ、“変化”をめぐる第4幕!