楽しい楽しい文化祭。
全体的に賑やかな雰囲気でしたが、文化祭特有の話がしつじ喫茶くらいで他は平時でも出せる話だったのは残念でした。
個人的に文化祭だからこそ起きたミステリーが読みたかった。
あまりのめり込めなかったですが、佐々原、仙波、会長さんの心境などを追うのは楽しかったです。
特に最後に明かされた会長の一面が表に出てきてたところはニヤニヤ出来て良かったです。
“ひつじ”ならぬ“しつじ”喫茶で文化祭を盛り上げる「迷わない子ひつじの会」。会長の執事服姿やら佐々原のメイド服姿やらに浮かれる“なるたま”こと成田真一郎だったが、伝説の必殺剣の正体、『々人事件』なる奇妙な小説の謎など、隣部屋の“毒舌ツンダラ名探偵”仙波を巻き込んでのお悩み相談も相変わらずの大忙し。ワケあり女子たちに翻弄されまくる“なるたま”のおせっかいぶりに、佐々原がついに覚醒するって、何に!?―。