羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき

子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき (角川スニーカー文庫)

4.5巻で迷走していたが、今巻で盛り返してきたなと思っていたら一区切りだったのは残念だなと。

ヒロイン達の仙波、佐々原、会長の成田への気持ちが募ってきていて、彼女達の戦いはこれからなんだろう。

続き、これから成田達のラブコメ争いは始まりそうな状況で終わってしまうのは惜しい。

ブコメ方面はまとめきれなかった風に感じたが、これはこれで彼女達にとって良かったのかもしれないな。

 

ミステリーとしても長編で読み応えがありました。殺人事件にしたがる理由とか、興味深い部分がありました。ミステリーとしても真相が気になるように誘導させられました。

 

続きが読みたいなぁ。

 

 

クリスマス直前に「迷わない子ひつじの会」に持ち込まれた一つの依頼―それはある殺人事件の謎を解くことだった!?かくして吹雪に閉ざされた山荘を舞台に“なるたま”たちと怪しげな住人たちとの奇妙な推理劇が始まる!!…はずなんだけど、何故か佐々原と恋人を演じたり、会長と一緒に寝ることになったりと、毎度の如く大騒ぎになる「子ひつじの会」のメンバーたち。やがて仙波のサンタ姿を前にとうとう“なるたま”が―。