羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

呪術廻戦 逝く夏と還る秋

呪術廻戦 逝く夏と還る秋 (ジャンプジェイブックスDIGITAL)

 

基本的にゆったり登場人物達の日常が読めて良いですね。

愉快な1年生達の日常もほんわかしてて良いが、五条、七海、伊地知達、大人の背負っている感がビシビシ伝わってきて素敵でした。

五条先生と七海の互いを信頼していて、信念を持っている2人だからこそ悠二の師匠を務めているのが頼もしいし、悠二にとっても良かったな。

伊地知さんのサポートに徹する心構えが素晴らしい。大人として立派な考えで素敵です。

 

真人の不思議な交流も珍しく読めたし、何よりも悠二の純粋に助けようとする姿勢に胸を打たれます。渋谷事変とか起きなきゃ良かったのに…

 

登場人物の掘り下げとして違和感なく、良いノベライズですね。

 

 

【小説版登場!】虎杖の死の直前から、交流会開始までの空白の物語が描かれる小説版が登場! 里桜高校での事件後、虎杖はある呪いに悩む少年と出会う。しかし、その呪いは倒しても倒しても蘇り、少年を苦しめる特殊な呪いだった! 順平を助けられなかった後悔から虎杖は自信を喪失していくが、そこで五条はある問いを投げかけ… 他にも虎杖と伏黒の秋葉原散策、五条と七海の北海道出張、真人とある老人の交流、伊地知のお仕事大公開と、大ボリュームでお届け!!