アニメ全話見ていて、面白いのは分かっていたが何故か読んでいなかったラブコメの名作。
内容が分かっていても終盤はグッとくるものがありました。
竹宮先生の文章は読みやすくて、頭の中に入り込んでくる感じがありました。
好きな相手にアタックするために始まった、竜児と大河の協力関係はドタバタ騒ぎの連続で、ぶつかり合いながらも信頼を得ていくのは納得です。
竜児と大河の不器用だけど自分の気持ちを大切にしようとしているところや、諦めたくなる状況でも好きな人を諦めない姿勢には心を打たれました。
心から叫んで、前に進もうとする2人を応援したくなります。
少しずつだけど、変わっていく竜児と大河の関係も見ものです。
桜舞う四月。高校二年。新しいクラス。目つきは悪いが普通の子、高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴獰猛、“手乗りタイガー”と恐れられる逢坂大河と出会う。そして彼女の知ってはいけない秘密を知ってしまい―。それが竜虎相食む恋と戦いの幕開けだった!いつもにこにこ、超マイペース娘の櫛枝実乃梨、文武両道、勤勉実直、だけどちょっとずれてるメガネ委員長、北村祐作も絡み、どこか変なメンツによる恋はすんなりいくはずもなく…!?『わたしたちの田村くん』の竹宮ゆゆこ&ヤスが贈る超弩級ラブコメ登場。