羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

呪術廻戦 夜明けのいばら道

呪術廻戦 夜明けのいばら道 (ジャンプジェイブックスDIGITAL)

ノベライズ第2巻。

1巻に続き2巻も良い話ばかりでした。

登場人物に寄り添っていて、原作では尺の都合や雰囲気的に入れられなかったような、溢れる感情を拾っていて素晴らしい。

釘崎とメカ丸の掘り下げは渋谷事変を読んだ後だとより心にくるものがありますね。

伊地知さんの話は1巻に引き続き入っていて、人気なのかな笑

五条先生の伝わり辛い優しさは伊地知さんだけなのか、普通に大人として素敵だから伊地知さんは頼られるんだな。多忙になるが。

真衣の話では大分彼女の印象が変わりますね、真希さんとは違うベクトルで芯があって、嫌いになれないですね。

伏黒と釘崎の虎杖への気遣いはジーンときました。何もないように振る舞っていながら3人がそれぞれの気持ちを尊重して一緒にいるのは素敵だ。ずっと見ていたい仲の良さ。

 

どんどん、ノベライズの続きが出て欲しいなぁ。

 

 

 

八十八橋の事件後、街で買い物をしていた釘崎は、何やら馴れ馴れしい男に声をかけられる。男は芸能プロダクションに勤めているスカウトマンらしく、釘崎をスカウトしたいと言うのだ。
しかし、男の正体は「言った言葉を信じさせる」という呪言を扱う呪詛師で!?
そして釘崎のピンチに駆けつけたのはこれまで接点の少なかった狗巻だった!
他にもメカ丸や真依の京都での任務や、東京校一年生がアミューズメント施設で遊び倒したり、五条・伊地知・家入の飲み会など5編を収録!