ホヅミ先生と茉莉の関係が落ち着いていて、安定感がありますね。
2人で作った作品が好調で本屋でも大々的に売られているのは、読書好きとしても嬉しい限りだ。
上手くいっているから、今巻は穏やかな流れだったのは良いようだけど、物足りなさが残りました。
ただ、コミカライズ化が決まり上手くいくかと思いきや、揉め事が起きて盛り上がる展開があったのは良かったです。
原作者が望むコミカライズは簡単にはいかないよな。
それでも、ホヅミは葛藤したり諦めそうになりながらも、関わった人が幸せになれるような方法を辿ったのは素晴らしい。
そして、ホヅミを支えた茉莉の献身さは今作の大きな魅力ですね。
新キャラのイラストレーターは若いなぁと思っていましたが、壁にぶつかっても前に進んでいく気概があって今後が楽しみです。
ポンコツさんのホヅミ先生作品への愛が突き抜けていてホヅミ先生が羨ましいです。
次巻から、どう展開していくのか楽しみです。
ホヅミ先生は、まだ誰も知らないハッピーエンドを読ませてくれる。
茉莉の“おてつだい”の甲斐もあり、念願の“はじめて”を卒業できたホヅミ。
喜びに浸るのも束の間、直接会って伝えたいことがある、と担当編集の双夜から呼び出しがかかる。逆らうこともできず渋々茉莉と訪れた編集部で彼を待っていたのは、思いがけない言葉で……!?
「おめでとうございます。“放課後、制服姿の君と。”コミカライズ決定です!!」
重版に続きとんとん拍子に話が決まったホヅミは、浮かれつつ誕生日や七夕を茉莉と過ごしていた。全てが順調に進んでいるかに思えた裏で、新たな波乱の幕が開けようとしていることも知らず――。
拗らせ作家×世話焼きJKの青春リライトラブコメ、シリーズ第2弾!