羽休みに娯楽を

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)

 

毎巻熱いバトルがあるからこそ、短編集で日常を覗けるのは良いですね。

短編集だが1話1話でスポット当てているキャラクターのことをより深く知れるので、満足度が高かったです。

ヘスティアファミリアに移籍した命はちょっと気の毒だなと思っていたが、タケミカヅチ様への嫉妬具合的には一時的に離れた方が良いんだなと。

ヴェルフの鍛冶屋としての覚悟は立派で胸が熱くなりますし、一途な想いも芯があって良かったです。

シルさんの正体は明かされるのが怖くなってきました。

 

また、ベルとアイズの距離が近づいていたが、ヘスティアとの関係も考えることになるのは良いことだ。ベルがアイズ、ヘスティアに向ける好意は違っていて、どうなっていくのか行く末が気になります。

 

ヘスティアファミリアの面々のプライベートに突っ込んでいて、より彼彼女らの活躍が楽しみになります。

 

全体的に良い箸休め回でした。

 

軍神アレス率いる王国軍の突然の来襲。迷宮都市へ進撃する軍勢その数、三万。迫りくる軍靴の音に、オラリオは―何も変わらなかった。強過ぎる冒険者達の手によって市壁の外で侵略者達の悲鳴が上がる中、オラリオは平穏な日々を過ごしてゆく。小人族の求婚、愛しのボディガード、街娘の秘密、神々への恋歌―そして女神が紡ぐ愛の歌。神と子供達が送るささやかな日常編!