真っ直ぐな青春って感じで好きだ。
ヒロインが多い作品もそれはそれで良いが、最初から主人公が好きな相手が決まっているのは一本筋が通っていて、応援したくなる。
主人公・大喜が人気のある美少女・千夏先輩に恋をしていて、ただ自分の気持ちを押し付けるのではなく、千夏先輩の考えや目標を尊重しながら近づこうと努力していく姿は魅力的でした。
2人の接点が朝の体育館という学生ならではの不思議な空間が甘酸っぱい。
距離感や環境の変化も中々揺さぶられるものがあり、展開が上手い。
千夏先輩も大喜を見ていて、知ろうとしているので、そりゃ大喜は惚れてまうよ。
大喜の友人2人もこれから、掘り下げられるなら楽しみな人物でした。
恋だけでなくスポーツ要素も上手く絡めていて、物語に惹きつけられました。
今後、大いに期待したい作品です!
あー、学生時代に戻りたい。
バドミントン部に所属する猪股大喜(いのまたたいき)は、女子バスケ部の先輩・鹿野千夏(かのちなつ)に恋をしていた――。自主練を真摯に取り組む姿に心惹かれていたが、思いもよらぬ事実が発覚し…!? 道のりは遠く、想いは近く。青春ラブストーリー、はじまり。