羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ひきこまり吸血姫の悶々6

ひきこまり吸血姫の悶々6 (GA文庫)

 

巻数を重ねてきて、大分登場人物が増えてきたな。

次から次へと出てくるから掴みきれていない。キャラクターが濃いし、バリエーション豊富だからか。

 

展開も安定しているが、安定しているがゆえに物足りなさも感じてきて、ちょっと変化が欲しいな。

 

ただ、コマリの優しく気高い心は変わらないので魅力的です。夢を持てず、現実に負けそうだった少女を救う様は見事でした。

やはり真っ直ぐ人の為に決断出来るコマリは慕われると実感しました。

 

今回新しく登場した部下のエステルは真面目な人物で意外の様な気がしたが、気のせいでした笑 真っ直ぐであるがゆえにズレているのがまた良い。

これから、コマリの周りでどう動いていくのか気になりますね。

 

コマリの周りに仲間が増えてきて、物語がどう動いていくのか。今後も期待したい。

 

 

「本日付で着任したエステル・クレール少尉であります! 」

コマリ隊に配属された新人は、軍学校でSS級の成績を収めた優等生。

常識外れの荒くれ隊員に振り回され……るかと思いきや、
彼女もまた常識の枠に収まらない人材だった。

そんな新戦力を得て、慌ただしい日々を送るコマリだったが、
つかの間の休暇を得て、偶然にもエステルの故郷の温泉リゾートへ赴くことに。

じつは、その裏ではコマリが知らない極秘計画が着々と進行していた……。

上空に出現する「蜃気楼の街」に、暗躍する「影」。
再結集するネリアやカルラら仲間たち。発生する連続殺人!

次々と降りかかる未曾有の出来事に、コマリが立ち向かう!