羽休みに娯楽を

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誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者

誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者 (ハヤカワ文庫 JA イ 13-3)

 

ナンバリングがないので、なんだろうと思ったらが、前日譚だからか。

死線が見える志緒が苦しんでいた時に佐藤と出会い、志緒の重みを取り除こうとする佐藤の考えは志緒にとって大きかっただろう。また、佐藤にとっても志緒の能力に救いを感じているようで、お互いにとって良い出会いだったんだろう。

誰も死なないミステリーを目指すきっかけとなる、始まりの物語が今回描かれていました。

 

仲が良いグループで起きた悲劇の裏側を暴いていくということで、絡み合った謎を解いていく佐藤の手口が光りました。ゴリラ先輩との会話は健在でご心配なく。

 

また、志緒が佐藤を信じきってないのも、新鮮で良かった。

 

事件の背景の裏側や各人物達の秘めていた気持ちが徐々に明かされて、最後に全て繋がる爽快感こそ、この作品の持ち味。

それは作中でスリリングな展開になりながらも誰も死なないからこそ得られるんだと改めて思いました。

 

ミステリーで誰も死なない結末を目指すという作品のコンセプトが好きすぎて、多くの人に読んで欲しい。

 

シリーズの続きが楽しみです。

 

佐藤の名前が明かされたが、まさか過ぎる笑

 

死の予兆が現れたミュージシャン志望の少女・奏音。人工島で共に育ち固い絆で結ばれた五人の幼馴染が、彼女の死に深く関与している疑いが浮上する。彼らの関係性を変えてしまった半年前に高校で起きた暴行事件の真相に迫る遠見志緒だったが――これは人の死期がわかる少女・志緒と人が死ぬミステリを許せない少年・佐藤が出会い、最初に遭遇した事件。はたして二人は"誰も死なない結末"を迎えることができるのか