羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ブルーピリオド 3

ブルーピリオド(3) (アフタヌーンコミックス)

 

八虎は成長しているが、まだ絵書きの入口だったか。

何かをモチーフにして描くのと、テーマを与えられて創造して描くのは違うのだろう。

落ち込む八虎だが、原点である森先輩や佐伯先生から立ち直るヒントを得て、生き生きして描くことに夢中になるのは良いなぁ。

その後に凹むのだが。

 

壁にぶつかって、悩んで、解消して、その過程がよくまとまっているので、八虎に感情移入して、のめりこめました。

好きなことをやるのは良い面、悪い面があるよな。

経験や知識不足を努力でなんとかする姿勢に惹かれます。

 

八虎が世田介に思いを伝えるところは良いですね。

 

 

成績優秀、世渡り上手なリア充高校男子が絵を描く喜びに目覚め、美大を目指す!受験を目前に控えヒリヒリとした日々を送る八虎は、美大予備校でより受験に実践的な課題を取り組み始める。“対応力”が足りないことを知った八虎は突破口を見つけるため、あることに挑戦するが…!? 各界で話題騒然のアート系スポ根漫画、第3巻!