羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

サイレント・ウィッチ II 沈黙の魔女の隠しごと

サイレント・ウィッチ II 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)

 

モニカの学園で過ごす日々はドタバタ騒ぎの絶えないもので、読んでて楽しいですね笑

モニカが周りに話せる人ができて、学園のことに興味も持てるようになってきて、日々変化していくモニカの様子を追うのが微笑ましい。

だが、穏やかな日常だけでなく裏の陰謀も挟まっている。

モニカの貴族とは違う振る舞いに違和感を持っていて、攻撃してくるのは予想内ですが対策をしないといけないですね。

しかし、モニカの人となりを知っている人が少しずつ増えてきて、学園で守ってくれるのは頼もしい。

 

今回の終盤に起きた事件では人の裏側に触れても、その人の良さを忘れずに変わらず優しく対応しようとするのがモニカの良さですね。

 

だが、それはモニカの立場的に良いことなのか、否か。

 

モニカが自分の目的を忘れているのが心配要素で、いつか身バレするのかな。

 

それにしても、フェリクスは作品の行方を握っているようで、彼の目的は何なのか。

気になります。

 

 

魔力測定&恩師の赴任――最強の魔女、正体バレの危機に思わず失神!?

〈沈黙の魔女〉モニカは第二王子を狙う敵を極秘裏に“処理”。生徒会会計にも抜擢され、護衛任務は順調……かに思えた。
しかし正体バレの危機が次々襲来!? かつての恩師が赴任してきたり、七賢人になるほどの魔力量なのに魔力測定に巻き込まれたり、普通の学園生活に最強の魔女は失神寸前!
皆には簡単な社交ダンスやお茶会だって、モニカには精いっぱい。それなのに、第二王子にも次なる危機が迫り――?
無詠唱の魔女の極秘任務、メンタルが試される第二幕!