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彼女が好きなものはホモであって僕ではない 文庫

彼女が好きなものはホモであって僕ではない (角川文庫)

ずっと前から気になってが踏み出せなかった作品。

先日公開された映画を観て、これは読むしかないと奮い立ち、没入して読みました。

 

同性愛者の安藤と腐女子の三浦、2人は周りに自分の好き隠して生きている。

周りが醸し出す、普通はという空気と戦うのはしんどい。

別に悪いことしてるわけではないのに後ろめたくなってしまうのは複雑な気持ちになります。

 

そんな安藤と三浦がふとしたきっかけから近づいて、離れて、考えてゆく姿に青春を感じました。

安藤は同性愛者だけど、異性愛者が持っている家庭を持つという幸せも手にしたいと思っていて、現実と擦り合わせようと心を擦り減らしていくところに切実な想い感じられました。

三浦はBL大好きだけど、現実的には捉えてなかった。

そんな三浦が本物のゲイである安藤と出会い、化学反応が起きていく。

傷つき、揺れながらも安藤と向き合っていく三浦の暖かさは魅力でした。

 

今作は同性愛者をテーマにしていて、周りと少し違う考えを持って生きている人の心からの叫びを感じて胸を裂かれそうでした。

 

様々な登場人物の心からの悲鳴や訴えを見逃したくないと思いました。

 

また、印象的な台詞も多々あり、生きていくうえで考えていきたいなと。

 

アフターストーリーも発売しているので読みたくて堪らないです。

 

映画から原作、原作から映画、良い影響を与えていきそうです。

ドラマを未視聴だったのが悔やまれる。

 

タイトルで敬遠せずに是非読んでほしい作品です。


同性愛者であることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純は、同級生の女の子・三浦紗枝がいわゆる腐女子であることを知り、彼女と急接近する。異性を愛し、子を成し、家庭を築きたい。世間が「ふつう」と呼ぶ幸せを手に入れたい。少年の切実な願いと少女の純粋な想いが交わるとき、そこに生まれるものは―純粋でねじくれた想いが胸を打つ青春小説。