羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

ブルーピリオド 6

ブルーピリオド(6) (アフタヌーンコミックス)

 

遂に2次試験。

目指していた藝大合格目前で八虎の身体が悲鳴をあげる。

今まで努力で足りないものを補ってきたが、限界が違う来てしまった。

肉体的にも精神的にも諦めそうな状況でも踏ん張って、絵について考えを巡らせている八虎に驚きました。

また、絵描きとして成長しているのが感じられる。

 

そして、八虎のピンチの時に意識している世田介くんがいるのは巡り合わせが良かったです。

互いに意識している関係で、しのぎを削るというのは良いものですね。

八虎の頭の中では森先輩が大きな存在だったのは笑

 

大受験を通して、八虎は絵描きとしてだけでなく人間としても成長したんだなと思うと痺れるものがありました。

 

 

2次試験当日、目に激痛が走り動けなくなってしまった八虎。痛みに耐えながら試験課題に臨むも、集中して作業ができない…。そこで予備校講師・大葉が提案したのは「飛び道具」!?――そして試験2日目にしてテーマを決めた八虎は他と差を付けるため豪快な秘策に打って出る! 藝大受験編クライマックス第6巻!