羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 18

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 18 (GA文庫)

 

遂に完結。

俺修羅が始まってから11年も経ったなんて、信じられない。

別シリーズがあったりメディアミックスやスランプなど色々あっただろうが、とりあえず裕時悠示先生とるろおさんにお疲れ様でしたという気持ちで一杯です。

自分が俺修羅のアニメを観たり原作に触れ始めたのが高校時代だったので、年を取ったなと。

最初の皆が出会った頃を振り返るのを読むと、月日の流れを否応なく感じました。

ラノベのラブコメとして修羅場を追求して、コミカルとシリアスを上手く合わせて作品を盛り上げていたのは本当に凄い。

数々のるろおさんのイラストから裕時悠示先生がチョイスしたものにコメントがあり、イラストの力もかなりあったなと思いました。

ヒロインだけでなく、様々な人物が印象に残っていました。

 

最後に綺麗なまでにタイトル回収をされていて、美しさすら感じました。

千和と真涼は一生喧嘩しているのだろうか。

仲良しかな。

姫や愛衣はすっかり大人になっていて良かった。

 

 裕時悠示先生の次回作を楽しみにしてます。


最後の「俺修羅」、修学旅行編と南の島編を収録。

春夏秋冬。季節はめぐる――。
季堂鋭太(29)は高校時代の宣言通り、南の島で医者を営んでいた。
『来年、三十歳の夏になったら、みんなで集まろうぜ』
三人からは快い返事がきたが、ただひとり、ヤツだけは無視。高校卒業から11年、一度も連絡をよこさないヤツは、ネットで炎上した後に世間から姿を眩ませていた。
もう俺のことなんて忘れちまったのか? 寂しさを抱えていた鋭太の前に、成長した姫香が現れた。
「エイタ、わたしと――しよ?」
修羅場はまだまだ終わらない!?
二編を収録したエピローグストーリー。裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶコメ、アンコールの第18弾!