羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

2022年 3本目映画 やがて海へと届く

岸井ゆきのさん、浜辺美波さん主演で彩瀬まる先生原作のやがて海へと届くを観にいきました。

 

大切な人が失って、どう立ち直れば良いのか。正解がない状況で思い出の中の彼女と自分が知らない彼女が存在していて、作中であった台詞で、世界の片面しか見えてないというのがあって、まさにその通りといった感じでした。

災害で行方不明になってしまった彼女を想うと共に迷いながら生きている彼女は考え続ける。

失ってから気づくものだが、自分がどうしたら良いのかに気づくまでの道のりが魅力的でした。

 

最初の出会い、過ごした日々は忘れられない事だが忘れてしまう。

自分ならどうするかと考えさせられます。

 

喪失と再生をうまく絡ませて、心揺さぶる映画でした。

 

大事な人だから全てを知っているわけでもないが互いに素を見せられる関係は良いよね。

 

アニメーションの表現も中々魅力的でした。

原作を読んでみたいと思いました。



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