羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

結婚が前提のラブコメ (6)

結婚が前提のラブコメ 6 (ガガガ文庫)

 

まぁ、こう成るよなという終わりだが、王道で良い。だが、縁太郎と結衣の大事なシーンがあっさりしていたところは?となりました。縁太郎が抱えていた悩みも呆気なく解消されたのは違和感があったのは残念でした。

結衣に言わせてしまうのはね…

ただ、終盤の結衣の父への説得では挽回していたから良いか。

 

カレンが恋に敗れたわけだが、救いがあって良かった。

婚活相談所としても上向きになっていきそうで何より。

 

婚活を題材にしたチャレンジングな作品だったが、もう少し攻めて欲しかったな。

 

そして、縁は結ばれる。

12月。結衣パパの登場で、縁太郎とカレン、結衣の三角関係は大きく動き出す。

いよいよ自分の気持ちと向き合うことになった縁太郎は、答えを出せるのか。
そして黒峰マリッジプランナーが仕掛ける業界再編の波に、立ち向かうことができるのか。

これまでゆっくりと紡がれ、優しく編まれてきた、いくつもの“縁”。
いまそれぞれが“絆”となって、彼彼女らを結びつける……!

結婚とお金。結婚と仕事。結婚と親。――はたして、幸せな結婚とは?

永遠の問いに真っ向から挑んだ全力婚活ラブコメ、ここに感動のフィナーレ!