羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

高校事変 VIII

高校事変 VIII (角川文庫)

 

後がない田代ファミリーの悪あがきが凄い。遂に核爆弾まで出してきたか。

そして、様々な半グレ達を使って、優莉結衣を殺そうとする。

それでも結衣を仕留めきれずに田代ファミリーは結衣の反撃に遭うのだから、敵対するだけアホ。

変に欲張るから結衣を仕留めきれない。

今回は流石に結衣でもピンチだなと思ったが、上手く切り抜けてホッとした。

 

結衣の家族との想いが溢れるところは結衣の本音が漏れていて良かったなと。

 

残りは息子のみ。

 

結衣はどんな裁きを下すのか。

そして、どんな裁きを受けるのか。

 

結衣の黒い行為は露見せずにいられるのかな。

 

始業式の日にはじまったのは、生きるか死ぬかのサバイバルゲームだった…。

生徒や教職員が気持ちを新たにする始業式の日、犯罪史上最凶のテロリストを父に持つ優莉結衣が迎えたのは、心躍る新学期ではなかった。田代ファミリーが総力を結集し、酸鼻極まるサバイバルゲームを挑んでくる。突如行方をくらました男子生徒の謎、担任教師となった伊賀原の暗躍……。午前零時、“結衣狩り”が始まるかに思えたが、事態は思わぬ方向に転がりだす。武蔵小杉高校事変以来、最大規模の頂上決戦。その結末は?