やがて君になるの作者・仲谷先生の新作とあっては読まずにはいられない。
まず、絵が好きなので、読めるだけで嬉しいです。
物語としては非日常なバグが起きる世界観で過ごすシェアハウスの住民達の日常モノ。
正直、1巻の段階では噛み合わせが悪いのかなとも思ってしまうが、主人公・紺と大家さんのかさねさんの会話や行動にハッとさせられる部分がありました。不思議な現象に巻き込まれながらも楽しんで過ごす日々は魅力がありました。
また、他の住民の掘り下げがまだなので、今後が楽しみです。
様々な不思議な現象が愉快です。
かさねさんが神様なのかなと思えますが、違うのかな。
すこし不思議がいっぱいの、非日常的・日常ライフ!
起きたら街がジャングルになってた、右を向いたら左を見てた、いつもの階段が一段増えてた……
周期性例外事象、通称"バグ"に満たされたこの世界では、そんなことは日常茶飯事。
シェアハウスの大家にして"バグ"に心躍らせる研究者のお姉さん・かさねと、
彼女とひとつ屋根の下で暮らしながら助手を務める中学生の男の子・紺は、
へんてこな世界で今日もおかしな一日を過ごします。