今巻は正直、グッとくるところはなかった。
それでも、各人物の変化が禍々しくて、気づいたら読み終わっていた。
なんでか知らないけど、中毒的な魅力があります。
サラが小学校を支配し、友奈は新たな学校で立ち位置を決める、リヴィアは相変わらず予想外の方向へ行く、ブレンダは空回り。大きな出来事はないが、じわじわくるものがあります。
サラは器が子供じゃないから、明らかに浮く。それが面白い方向へ行っていました。
友奈は惣助の影響を受けて、目指すところが決まるのは驚いた。
1番驚いたのは惣助がモテまくるあたりだが。
今シリーズで1番ぶっ飛んでいる、リヴィアは一体どこまで行くのやら、遊び過ぎでは笑
表紙の2人の影の奮闘はいつか実を結ぶのが否か。
異世界の姫は学校へ、女騎士はパチンコへ。
惣助の尽力で戸籍を手に入れ、学校に通うことになったサラ。
頭脳、メンタルともに規格外のサラは、当然のように入学早々波乱を巻き起こすのだった。
一方、中学でぼっちになってしまった友奈にも、人生の転機となるような出来事が訪れ、惣助に想いを寄せるブレンダ&閨の悪女二人も、変化した状況に対して動き出す。
そして何故かバンドでメジャーデビューを目指すことになったリヴィアは、パチンコでの負けを取り戻そうと沼にハマっていた――。
ラブコメ度やや高め?で繰り広げる、変人達の奇想天外おもしろ群像喜劇第三弾!!