凛太郎が友人達の間にある壁をなくしたくて、勇気を出すのが素晴らしい。対応方法に誠実さが際立っていて、純粋さにやられました。
凛太郎の友人達に気持ちは伝わって、仲がより深まっていく様子は見事でした。
友人達も、やる時はやるところが見れて、印象が変わりました。
睨み合っていた関係が雪解けていくのにはホッとしました。
保科さんも良い感じに柔らかくなって、安心しました。
凛太郎と薫子のデートで、凛太郎が遂に自分の気持ちに気づいて、その気持ちから逃げられない様子が甘々でした。
凛太郎の金髪とピアスの理由には純粋な願いに胸を打たれました。
小さな頃から変わらないのは大切ですね。
今巻を読むと、より凛太郎が好きになること間違いなしです。
応援したい主人公です!
凛太郎がヒロインで薫子が主人公みたいな関係が良いですね。
底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。二人は出会い、一緒に過ごす時間に居心地の良さを感じていた。だんだんと距離が近づいていく二人とは裏腹に、隣接する二校の障壁は高く、凛太郎は千鳥の友人にも打ち明けられずにいた。そして、この隠し事がきっかけですれ違いが生じてしまう。悩み抜いた末、凛太郎はある日の放課後、薫子と彼女の友人・保科 昴を呼び出し…?