死にたいと思うほど、追い詰められている人に寄り添うのは難しい。
それでも、直接言葉を投げかけないと始まらない。姉妹だから響いたのかもしれないが、良い関係でした。
産後うつというのはなんと辛いことか。
周りが話す言葉が狂気として突き刺さるのは痛々しいものがありました。
子育ての責任を母が背負っていくというのはしんどい。逃げ道を見つけていくのが救いになりますね。
サポートしてくれる場所を見つける必要がある。
子供の性教育についてはどう導くのか気になります。
身近な人に本音が言えない。苦しさを抱え込みながら、「大丈夫」と言ってしまう。
死にたい気持ちに囚われる妹、人知れず涙をこぼす妻を前にして、家族はどう応えるべきか。
児童精神科医は「頼る勇気」と「受け止める力」をそっと引き出す。
第9巻は「希死念慮」「産後うつ」「子どもの性教育」の3編を収録。