まさかのオマージュタイトルからして期待していた通り、最高笑えるエッセイでした。
文字通り、身を削って文章を書いている。特に尻。
読んでいて、こんなことある!?の連続だが自分の日常には決して起きて欲しくないことのオンパレードで、朝井リョウ先生はエッセイのために狙っているのかと邪推してしまいます。
それはともかく、馬鹿馬鹿しい話を非常にコミカルな文章で無駄に上手く表現しているのが笑いのツボに刺さる。頭を空にして、楽しめるのは魅力です。
全力で馬鹿やるのを眺めるのは良いですね…
これでシリーズ終わりと謳っているが、まだまだ朝井リョウ先生が悶絶する姿を文章で読みたい読者は多いだろう。
文庫化される際に、なんらかの情報が明かされたら良いなと願っています。
『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く第三弾にして完結編。
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