羽休みに娯楽を

読書、主に小説の感想を上げています。たまに、漫画や映画等も。

サイレント・ウィッチ IV 沈黙の魔女の隠しごと

サイレント・ウィッチ IV 沈黙の魔女の隠しごと (カドカワBOOKS)

 

すっかり、学園での生活に慣れてきたモニカ。

モニカが成長していて、周りの登場人物とも馴染んできている。

作品として安定のシリーズになってきました。それが歯痒くもあるが。

最初の頃のドタバタ感が薄れてきているのは残念。モニカはキャラ的にドジっているときこそ、輝くと思うのだが。

様々な人物にスポットが当たっていて、キャラの掘り下げをするのも良いが、やはりモニカをプッシュして欲しいなと。しかし、モニカが以前と比べて人を人だと認識しているのが分かるのは良かったです。

また、モニカの友人からの贈り物は胸に込み上げてくれものがありました。

 

モニカの父関係、第二王子・フェリクス周り、暗躍する陰が感じられ、今後どうなるか。

 

フェリクスに影が見えてきて、モニカはフェリクスとどう向き合っていくのか気になります。

 

 

学園祭で最大のピンチ到来!? 協力者たちも総動員で第二王子を守りきれ!

チェス大会での侵入者騒ぎをよそに、第二王子のお披露目のため学園祭は強行……そんな状況を不審に思いつつ、モニカは悪役令嬢や〈結界の魔術師〉と護衛計画を詰めていく。
しかし準備は万端かに思われた当日の朝、七賢人〈深淵の呪術師〉から学園に呪具が紛れ込んだと報せが舞い込む!
殿下の護衛、呪具の回収、正体の秘匿――モニカにとって最初で最後の学園祭を無事に乗り切ることはできるのか!?
魔女最大の危機に協力者が集結する、極秘任務・第四幕!

【シリーズ続々重版、魔女ファンタジーの新定番! WEB版から大量加筆で、怒涛の学園祭編が開幕!】