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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川

ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 VI 見立て殺人は芥川 (角川文庫)

 

刊行ペースが凄い今作。

李奈の成長とミステリーが魅力だが、今回はここ数巻ずっと気にしていた李奈の作家としての成長が見れて嬉しいです。警察から頼りにされているが、本業は探偵ではなく、作家だからな。

事件に巻き込まれてばかりで、作家としての姿の方が少なかったので、今回作家としての李奈が成長していく様子が見れて良かった。

作者の手のひらで転がされているが、それでも良い。

 

李奈の作家人生として重要なエピソードで家族が絡んできて、また事件の方でも家族が絡んでいるのはピッタリな落としどころに繋がっていました。

確かに李奈が作家として成功しているとは言いがたいから、親が口出してくるのは仕方ないかな。ただ、それを上手く利用した展開になっていて、着地の方法としてはありがちだけど、過程がある分、響いてくる。

 

李奈が作家として、どうなっていくのか。

今後の展開も楽しみです。

 

都内で改造ガスガンを使った殺人事件が発生。被害者2人のうち1人の胸の上に芥川龍之介の「桃太郎」が小冊子に綴じられて置かれていた。これまで文学に関わる難事件を解決してきた李奈は、刑事の要請で今回も捜査に協力することに。一方で本業の小説執筆ははかばかしくなかった。加えて母の愛美が三重から上京。気持ちが落ち着かずにいた。謎めいた事件と停滞気味の自分。李奈はこの2つの問題を乗り越えられるのか!?